昨日の夜、待ちに待ったお目当ての(と言うより夢の)プリスクールのオープンハウスへ行ってきました。

マンハッタンのアッパーウエストサイドにある、比較的大きな規模のモンテッソーリのスクールです。

どれだけ大きいかというと、5階建てのビルが全て学校。

生徒数が約200名!全員2歳10ヶ月から6歳までの幼児です。

雨の振る中、70名前後でしょうか、興味津々のお父さんお母さんが集まっていました。

3回目にあたるオープンハウスなので、合計ではかなりのファミリーが参加したのではないでしょうか。

みなさんお仕事の帰りといった様子ですが、とても身なりのきちんとした方ばかり。

私も旦那も大いに恐縮。なにしろ足元はスニーカーですから。

わはは。

オープンハウスですが、子供の様子は見れません。夜ですから。

クラスルームを見て回り、先生に自由に質問ができます。




1階から3階まで、クラスルームは5つ。

どこも非常に効率よくデザインされており、本当に子供が作業できやすい環境。

自然光が沢山入るであろう大きな窓際にはカウンターテーブルがあり、子供用のイスが並んでいます。

リーディングエリアにはこれも子供用ソファーがあり、本棚と向かい合わせ。

全てが子供の目線で用意されています。さすが。





最上階にはジム。体育館ですね。

屋上のスペースも子供に開放しています。





施設もすばらしいですが、それにも増して感心したのが先生達。

質問応答だけでもその人柄が良くわかるものです。

テキパキと分りやすく質問に答え、それでいて笑顔でユーモアもあり。

とにかく感じがよい!

一クラスに生徒数は20前後。

多めです。

でも先生は3名。

ヘッドティーチャー、アシスタントティーチャー、そして研修中のティーチャー。

ヘッドの皆さんはMaster's Degreeを習得しています。




もう一つ感心したのは、PTA。

経済的に子供をこの学校へ送るのが困難であろう家庭のために、PTAが基金集めをし、約100,000ドルを集めるそうです。

一年で一千万円ですよ。凄い。

ここでは学校の経済的なDiversity(多様性)が目的。つまり裕福な家庭の子供だけて集まるのではなく、貧しい(と言いますか、裕福でない)家庭の子供も一緒に学ばないと、生徒の価値観が偏るのを懸念しているのです。




さて、どうするか。

授業料はフルタイム一年間で21,000ドル

210万円です。

とてもうちでは払えません。

それはわかっていました。

でもこんな素晴しい学校に長男を入れたらどんなに成長するでしょう。

考えただけでもわくわくします。




入学させたい・・・





というわけで、ファイナンシャル・エイドを狙います。

宝くじも買わなければ当たりません。

同じ理論?

夢の学校に出会ってしまった・・・・ラブラブ