扇骨と骨と馬の骨~まいご感想其の1 | サプリメン

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ようこそのお運びで厚く御礼申し上げます!
この感じ、めっさ久々やのう~!
何はともあれ早速「まいご3兄弟」感想、日曜日のちりとてちん外伝であります。
うおお!前のニュースがもっさんというだけですでに感無量!←早すぎ
簡単な紹介VTRの後、いよいよまいごの始まりです。
「四草会」と名のついた落語会に草々が前座を務めるというのが、またなんとも嬉しいですね。
ムネムネの個人的都合で無理やり入り込んだとは思えない設定です笑
小草若失踪事件以来、距離がぐっと近づいた草々と四草。
四草は元々落語家としての草々を認めていたとはいえ、草々に前座を依頼するなんて…
このエピソードだけで15分作れるんちゃうか?笑

草々「ようこそのお運びで厚く御礼申し上げます」
2008年と言う事で、本編終了後から一年。
ムネムネまた落語上手くなってるし。貫禄あるわ~。
子どもはやはり落太郎ではなく落子のようです。
目ん玉を上に上げて「ぎゃ~」言う姿がなんともオモロイ。
ドン君みたい@ワン・ツ・ードン←分かる人おるかな?
若狭も相変わらずのB子ぶりで、実際出て無いけども若狭の「今」が感じられて嬉しいかったです。
そんなわけで、いよいよアホ3兄弟の登場。

1996年4月3日。
ダメ運転手は四草、助手席に小草若、後部座席に草原兄さん…ハルタ予想は見事にはじゅれやがな@漢吾郎
道に迷ってしまった三人。
小草若「なにしてんねーん!」
四草「小草若兄さんがこの道が近い言うたんですよ」
小草若「そうかて草原兄さんがはよ帰れてせかさしたんやないですか」
しょっぱなから責任を擦り付け合う大人気ないアホ3兄弟。
草原「今日中に帰れるかな~」
四草「なんか約束してはったんですか」
草原「なんか…」
と、ここで分りやすくうろたえる草原と小草若。
草原「何日緑におうてへんと思うねん」
分りやすくうんざりする四草。
草原や小草若と違い、帰りを待つ人間がいない四草はここに泊まろうと提案。
しかし兄弟子達にせかされ、車を進めるがガス欠で、車を降りて歩く事に。
四草「狐に化かされて朽ち果てればいいのに」
四草、目がマジだ。

底抜けに可愛らしいオープニングを挟んで、ある一軒家を訪れた三人。
四草「ごめんください」
ちえ子「はい~」
引き戸を開け、底抜けに怪しい三人組(特に真ん中)の姿にビビるちえ子。
迷い込んだ場所は「安曇川町」という場所。
ガソリンスタンドは10キロ以上先、朝になったらガソリンを分けてもらえるそうだが今すぐ帰りたい草原と小草若。
JAF呼べJAF。
結局、その家に「静かにすること」を条件に泊まらせてもらうことになりました。
ああんもう水臭いわね!
うるさくてもええからうちにおいで!
熊本だけどね!←迷いすぎ笑
というわけで草原は緑に電話。
その姿をなんとも複雑な表情で見つめる四草。
それは小草若が草若に電話をしている時も同じで、
小草若「あきませんて…あか…あかんてコラ親父!」
普段はちゃんと師匠と弟子として振舞っている小草若の、思わず出てしまった親子の会話に四草は諦めにも似た冷たい視線を送ります。
小草若「おやすみなさい」
その言葉に目を泳がせる四草。
そんな四草に気付かず、小草若は「お前は?」と受話器を差し出します。
四草「平兵衛は…電話でませんから」
うわぁ…せつねー!泣
そら平兵衛が電話に出たら怖いけど、四草には自分の無事を伝える相手がいない…2人と四草との大きな違いが如実に表されているシーンでした。

するとそこへ、地酒と鮒寿司を持ってちえ子登場。
小草若「そーこーぬーけーにありがとうございます~!」
ちえ子、きょっとーん。
四草「地方でも完全に忘れされれてますね(ニヤリ)」
四草、ここぞとばかりに悪い顔。
草原「何のお仕事してはるんですか」
という質問に、竹串の束のようなものを見せるちえ子。
草原と小草若のミニコントの後、それが「扇骨」…つまり扇子の骨であることが判明。
どうやらここは、扇骨職人さんの家のようです。

夜もふけて、すっかりできあがってるアホ2人。
小草若「オイ、何景気の悪い顔しとんねん。お前ももっと飲め」
四草「僕は僕のペースで飲みますから」
小草若「ウヒョヒョヒョ、何をきどっとんねん、忍ちゃ~ん」
四草「忍ちゃん言わんといて下さい」
既にタチの悪いよっぱらいに絡まれてるホステスみたいになってる忍ちゃん笑
四草「飲みすぎですよ、兄さんら」
まったくだ。
ぐでんぐでんになりながらも、「若狭ちゃんと稽古してるかな~」とようやく兄弟子らしい姿を見せる草原。
四草「どうですかね。あいつすぐでけへん無理や言うから」
草原「いやいや、それは今回大丈夫やろ。お父さんお母さんの為いう目的があんねんから」
草原「大事な人の為いう思いがあればこそ、人間必死になれる」
兄さんその言葉…四草にとっちゃ底抜けにきつおますがな泣
後半への伏線バリバリ引いてます。
そこで五木ひろしの「ふるさと」を歌いはじめる草原と小草若。
う~ん…もしかしたらこの時の四草は、この歌大嫌いだったんじゃないかなぁ。
つーかどうでもええけどうるせぇよ落語家!人ん家だ!
そら萬さんキレて当然。
ちえ子に叱られて、「おとなしぃしましょう」と誓い合う2人。
そんな2人を差し置いて、さっさと布団を敷いて寝ようとする四草。
それを必死に阻止しようとするアホ2人。
明らかに不自然な行動ですが、さすがのエスパー四草も兄弟子達の本来の目的に気付いていないようです。

その後、扇骨について話始める三人。
小草若「身元がはっきりしてるもんは美味しいもん言う事ですわ」
…さっきからこの兄弟子どもめ。
四草の傷口に塩ぬりたくりまくり。
今まで黙って耐えてきた四草ですが、
四草「ほな、小草若兄さんの落語もうまならなあきませんね」
小草若へカウンターパンチ。
小草若「またその話か…」
草原「また?」
小草若「最近コイツね、俺に説教しよるんですよ」
この時点ではまだまだ「草若の息子」としての自覚が足りないようですねぇ。
まだその本当の重みが分かっていない様子。
あくまで四草の説教はきっかけで、この後どんどんその名前の真の重みに気付いていって、三年後のちょっとやさぐれた小草若になるのかなぁと思いました。
四草「誰よりも恵まれた環境に育って来てるんでしょ」
そして逆に四草もまた、小草若の「恵まれているが故のしんどさ」がまだ分かっていない。
いやぁ、おもろいなスピンオフ←どんなタイミング笑

小草若「やかましわ…!」
四草の胸倉を掴み殴る…!と思いきや、デコピンして口笛を吹く小草若。
夜に口笛を吹くな!@草々
それにしてもこういう所、小草若らしくて好きですね。
ほんまはめっちゃムカついてるんだろうけど、やっぱり底抜けに優しいねんな~。
しかし四草、膝カックンで対抗。
小学生か。
小草若「なんやコラ」
四草「なんですか」
草原「ああもうやめぇ、その細いのとちいこいのと
というわけで細いのとちいこいのの間にまるいのが入って、なぜか相撲の始まり…
当然また叱られるアホ3兄弟。

草原「ほんま静かにしよ」
声が低くなる話をしようと草原兄さん。
四草「賭けますか」
賭けますかキターッ!
四草「僕が皆が静まり返る話ができるかどうか」
小草若「で、何をかけんねん」
四草「当然きつねうどんです」
きつねうどんキターッ!
草原・小草若「またか…」
またしてもきつねうどんと言う事で、草原兄さんが「緑~!」言うた時の四草ばりにうんざり顔。
すると突然、四草は自分の身の上話を始めます。

…と、今日はすいません、ここで力尽きました汗
怒涛の展開が待っている後半はまた今度!
後半は底抜けに長くなりそうだなぁ~。
言いたい事がありすぎるし。
というわけで、待て次号!