アーユルヴェーダとエネルギー | Haru cyan

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セラピスト
手技 アーユルヴェーダ

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具体的に言うとアーユルヴェーダでは
宇宙には
地球上の 空 風 火 水 土
の元となるエネルギーが存在していて
私たちの体内に入るとそれは
3タイプのエネルギーとして(ドーシャ)存在すると考えています

簡単に紹介すると以下の様になります

空風→ vata 性質 冷たい 乾燥 軽い 動く 
       体内での役割 動き 伝達 循環

火水→ pitta 性質 暖かい 油性 軽い 鋭い 
        体内での役割 変化 消化 代謝 変換

水土→  kapha 性質 冷たい 油性 重い 安定 
        体内での役割 安定 結合 維持 滑らかさ

全ての人が生まれながらにこの三つのドーシャを持っており
割合によってその人の体質が決まります

一番多いドーシャは増えやすく、バランスを崩すとそのドーシャ特有の疾患、不健康状態として現れます
生まれ持ったドーシャを知りバランスを保つことがアーユルヴェーダの健康法にあたります
健康な人を健康に保つ。

このドーシャエネルギーは 肉体だけでなく 精神、感覚器官、魂全てに影響を及ぼしています
そのため 体質診断では身体的特徴だけでなく、
心理テストの様に 
性格や好み良くある行動や良く見る夢などから多角的に、判断することが出来ます

ではどうやってバランスをたもつのか

答えは簡単

過剰になればそれと反対の性質を取り入れる
同じことですが、不足すればその性質を取り入れる

至ってシンプルです

先に述べた通り
地球上に存在する全てのものが同じエネルギーによって出来ていているため
食べ物にとどまらず 季節、一日の時間帯、行為にも性質があります

同じことを申し上げますが
人間は肉体、精神、感覚器官、魂で出来ているので
それに作用する
地球上全てのものがバランスを崩す原因になりえますし
それと同時に全てのものがバランスを保つ 薬になりえます
知れば知るほど薬が増えるありがたい考え方であります

こうして自分のドーシャを知り
合ったものを取り入れたり合った過ごし方を心がけられるようになると
病気を未然に防ぐことが可能になります
(1日の過ごし方ディナチャリア、季節の過ごし方リトゥチャリア)

アーユルヴェーダが予防医学と言われる所以はここにあります
(取っ付きやすく、全てのドーシャの人がやってもバランスする方法もあります。その中にマッサージもあったりして。もちろんオイルとか手技に違いはあるけど。。)

又、どの時代も人々が夢中になる
若返りやデトックス、不妊治療も
アーユルヴェーダの得意とするところです

治療法として単独で存在しますが、

アーユルヴェーダの目的とするところは
全て同じところにある様に思います

生まれもったバランスを保つこと
ありのままを活かすこと

それが
美しさや若返り
健康になり
それが自然と若返りやデトックス、不妊治療になる

宇宙の中で
ありのままの自分を活かすこと

人それぞれバランスは違う
必要とするものも違う

突き詰めていくと
存在するものは
本質的には
良い悪い、好き嫌いではなく、
ただただ存在してる
全て生まれた時に肯定されている
と悟ることも出来そうです。
何千年もの時を超えて色んな医療に影響を与えたアーユルヴェーダ
戦争や消滅の危機にさらされても生き残ったアーユルヴェーダが言うんだから
この考え方に普遍性を見いだしても良いのではないかなと思います。