回想・鹿児島初日。 | ゆるゆると、ふらふらと。

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乳がんステージ4。
治療記録とドラマ話と猫好き。

2009年乳がん0期から再発を経て5年目で肝転移。
鹿児島UMSオンコロジークリニックで3度治療。
2020年3月からのゼローダ効かず増悪&脳転移。

治療歴はプロフィール欄へ。


12日・オンコロ初日。

4階のオンコロはとても静か。
治療の終わった方が休み、
静かに診察の方が待っている。
この雰囲気、ちょっと懐かしい。

ほどなく診察室へ呼ばれ
植松先生と1ヶ月振りの再会。
櫻井さんは居らず、
白衣でも事務の制服でもない方が
(新しい看護師さん?)いらした。

モニター上には以前の画像と
最新の12月に撮ったPET画像。

1月の品川診察で聞いたように、
今回の箇所はかなり心臓にも胃にも近く
副作用もあり食事も厳しくなりそうと。

改めて過去のPET画像を見た先生。

※去年5月のオンコロ初治療時、
  肝臓に対してアフィニトールが
  かなり効いていたようで(服用4ヶ月目)
  4月に撮ったPETでは光っておらず
  鹿児島へ来てから中央クリニックで
  造影CTを撮り、
  位置の確認をしてからの治療だった。

今回の箇所がかなりシビアなことや
以前のことを鑑みて
前回同様に造影CTを先にしてから
治療計画を立てることとなる。


…今、考えると。
この造影CT検査がなかったら、
一体どーなっていたのかしら?
ま、済んだことか( ̄▽ ̄;)


紹介状と共に中央クリニックへ。
空いてる。
前回あった血液検査も診察もなく、
サクッと一発で造影剤のルートもとれ、
すんなりとCTも終了。

さほど待たずにデータも頂け、
お会計もすぐ。
小一時間程でオンコロへ戻れた。


さて。
再び診察。
モニターには撮ったばかりの
造影CT画像とPET画像。

「うーん、無いんだよねー。」



「PETで光っている箇所と
   造影CTを照らし合わせると…
   どうも違うんだよね。」

ほらね、と、
何度も何度も肝臓付近の画像を
スクロールして見比べて。

「ね、違うでしょ?無いでしょ。」

えっ?
先生、半分ぐらい期待しちゃいますよ?

「うん。でもほら、ないじゃん?」

同じようなやり取りと会話を
何度か繰り返したのち…


肝臓に詳しくて、
ここからよく紹介する先生がいるからと
別のT病院で肝臓エコーをすることに。

すぐに向かうつもりの紹介先の先生が
金曜は休診曜日ということが分かり…

「この週末は美味しいものでも食べて、
   のんびりして(笑)」

と、いうことで月曜まで
検査と診察がお預けになりました。


T病院への紹介状を待っていると
植松先生が診察室を出て受付へ行き、
私の今日からの治療がないこと。
月曜のT病院からの結果で治療するか、
もしくは治療しないかもと伝えてた。



おっとが帰宅予定の14日を
延泊するか考え始めた頃、
私は先が全く読めず
スーツケースの中身を出す気にもなれず。

治療する気満々な鹿児島上陸も
宙ぶらりん状態で、
なにやら複雑な心境の初日なのでした。

画像は特に意味はナシ(笑)


回想・鹿児島2日目へ続く。