す べ て の
コ ト バ に
愛 が あ る 。
コトバ家 吉井春樹（ってこんな人？）です。
コピーライター、クリエイティブディレクターを経て、
写真詩集を出版。詩人、エッセイスト、などの傍ら、
コトバの自己表現トレーニングの「コトトレ」主宰。
「何度いったらわかるの！」
と言われたことはないでしょうか。
言われてみて気づくことが
たくさんあるのです。ほんとに。
でもそれは、
はじめて言われたことじゃなくて
何度か言われたことがあったりして
言われたことに気づかないのも含めて
何回も何回も出会ってるはずだけど
自分ごととして認識するまでに
えらく時間や準備がいるものなのです。
「○○しておいて」とか
「○○しないで」とか
お願いされたり
注意されたり
リクエストされたり
お断れたりしたとして
それが何度も続いているのに
それでも同じことを
繰り返ししてしまったり
言ってしまったりすることが
やっぱりあったりするのです。
開き直る
というわけでもないけど
一度ですべてが伝わりきる
一度ですべて思い通りになる
みたいなことって
かなり難しいものです。
コトバにできることは
たぶん、ひとかけらずつ。
百%じゃなくて、何%かずつの
伝えたいことの一部が
届いてくれたら御の字です。
受け止める側になったときに
言われたことの意味や意義を
そこまで深く汲み取れなくて
筋違いの答えをだしたり、
身動きとれなかったり、
何も感じられなかったりするのは
いた仕方ないというより、
きっとむしろ、自然なことです。
言われたことが
完璧にできなくてもいいです。
言われたとおりに
やってあげられなくていいです。
時間をかけて
準備をしながら
微調整をしながら
少しずつお互いにとっての
ちょうどいい塩梅を
作り上げてけたらいいのです。
何度いったわかるの！
と言われるのは
嫌われたり蔑まれたりしてるわけじゃなく
「わたしの努力をわかって」
みたいな愛情表現かもしれません。
何度もいいたくなるほど
「あなたが大事です」とか
「あなたとわかりあいたいです」とか
そういう想いなのかもしれません。
だから、
同じことを何度も言われるなら
それはあなたを愛してくれている
愛情表現として自分の中で
1つ貯金（ちょ愛）してください。
同じことを言われるたびに
愛で満たされていきます。
もちろん
言われなくなったときは
それは、その同じことを通じて
受け取れる愛情が満タンになったってこと。
だから
何度も言われるのは
もっと愛したいからで
もっと愛されたいからです。
「コトバに傷ついたことがある」
「コトバに繊細である」人たちだからこそ
安心をもとめて、大丈夫をつくって、
すこしでも、心ないコトバから自分を守ってもらえたら。
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コト 記事中にいいコトバをみつけたら、
トレ コトバハントを！（ルパン気分で）
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