コトバ家 吉井春樹です。
地震や台風、大雨など、
本当にいろいろな災難が
ある日とつぜん訪れる、昨今。
会える距離にいる人ならまだしも、
遠い場所でつながっている、
家族や友達や仲間や読者さん。
「だいじょうぶ？」
ときいて
「だいじょうぶ」
がかえってきて
安心して。
そういう人たちに対して、
会えない遠くにいる距離だからと
メールやメッセージなどで、
伝えるようにしているコトバがあります。
「気をつけて」
「安全に」
「がんばって」
「無理しないで」
などなど、
たぶん、そういう時に
かけるべきコトバはあると思うのですが、
なんだか、ちょっと
しっくりきていなくて。
それで
とあるやりとりがきっかけで
伝えるようになったコトバが、
「守られていてください」
です。
台風とか地震とか大雨とか
そういう天災にかぎらず、
神様なのか運命なのか、
社会からか警察からか、
家族からか仲間からか、
何によって守られてか、と問われたら
それらすべてから守られている、し
守られていてほしい、そう願うことにして。
「どうか、守られていてくださいね」
と贈ることにしています。
体も、心も、未来も、
家族も、友達も、自分自身も、
守られていてください。
そんなコトバを贈るようにして、
喜んでもらえたり、安心してもらえたり、
自分も使いますと言ってもらえたりして、
なんだか満たされ広がっていったらいいなと、
ここに記してみることにしました。
僕にとって、
ふだん遣いしてる、
戦わないコトバであり
愛されことばです。
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