この先
どんな風に
なってしまうんだろう
と未来に不安を
たらふく備えているとき。
晴れになったら
雨がふらなかったらどうしよう、と。
雨がふったら
晴れなかったらどうしよう、と。
ない色をさがして
ない意味をさがして
ある色も
ある意味には
価値がないやと
エサをあげずに
しぼんでいくのを
急かしてるようでもあって。
不安も
期待も
ふくらむもの。
不安を
ふくらませる
コトバをつかうか
期待や安心を
ふくらませる
コトバをつかうか。
どちらにしろ
自分を守ったり
自分を応援したりする
ためにコトバで
空気を入れるのです。
ネガティブだからと
責めたてるなら
そのネガティブなコトバに
守られていると思い直して。
軽はずみだと
追いたてるなら
その軽はずみなコトバのおかげで
踏みだし得られた自信や経時が
どれほどあるかを思い返して。
コトバは
ココロに
空気を入れてくれる。
1通のメールで
１行のコメントで。
自分の中に
いくつもある
風船のうちの
どれのなかに
ぷっくりと吹き込むのかは
自分で選べる。選び直せる。
どちらにしろ
コトバは軽やか、
そして空気みたいに、
見えも触れもできません。
だからこそ
そこにあるって
信じればあるし、
そこにはないよって
信じればないものです。
コトバは
信じた分だけ
その方向に
つよくなる。
受け取るときも
書き伝えるときも。
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こと
あそ そのコトバで何を膨らませたいですか。
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