ナースのあの笑顔にやられた・・・。
病院に到着すると、すぐに、ナースが駆け寄ってきた。
足からダラダラと血を流して歩く俺の姿にびっくりしたらしい。
とりあえず、処置室に連れていかれ、ケガの処置をしてもらうことに。
血を洗い流し、傷の中に入り込んだ砂を除去するために、
ブラシみたいなやつでゴシゴシされた・・・。
痛いーーーーーーーーーーーー（泣）
「これは、ちょっと縫わないといけないね～」と、先生。
縫う？縫うってことは、手術室か何かで・・・
（俺の中で、かなりの重傷感が漂っている。）
先生：「縫合セット、持ってきて」
・・・え？ここで縫うの？？
もう、痛みと混乱で、何が何だかわからない俺は、
完全に、されるがままの状態・・・。
麻酔の注射がめちゃくちゃ痛い（泣）
チラッと見たら、傷の中にも針が刺されてたし・・・
あっという間に、５針ほどの縫合。
「じゃ、傷の上からレーザー当てておいて」
「レーザー終わったら、念のためにレントゲン撮ってね」
そう言い残して、医師は去っていった・・・。
痛い・・・。痛いじゃねぇか・・・畜生（泣）
次に、レーザーの機械を持ったナースがやってきた。
それが、後に俺が片想いをし、ついには彼女となる、和葉（かずは）だった。
「傷が、少しでも早くキレイになるように、レーザーを当てますね～。
レーザー当てていくと、傷跡が残りにくいんですよ～」
傷をキレイに？そんなの、どうでもいいよ・・・。
内心、そう思いながら、無愛想に足を投げ出していた俺の顔を覗き込むようにして
ナース（和葉）が言った。
「もう痛いことはしないから、大丈夫ですよ？」（ニコッ）
・・・顔を覗き込まれて、初めて、しっかりとナース（和葉）の顔を見た。
・・・天使だ。
本当に天使のような、やさしい笑顔だった。
「あ、いえ・・・ぜ、全然、痛くなかったですよ」
動揺した俺の声は、たぶん、裏返っていたと思う。
次→ 何を話せばいいんだ・・・？（動揺）
へ
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ナースへの片想いに悩んでいた当時の俺に、ぜひ読ませたい。
同業者（ナース）じゃないとわからない裏情報が
いっぱい書かれていて、秀逸。
こんなの、普通の人にはわからないって・・・orz
「っていうか、これ、
俺も情報提供できるよな・・・。めちゃくちゃ、現在進行形だしw」
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俺の片想いエピソードも、
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