バレエと足 | ©猫と春風の花慈しみ愛で。心。

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猫たちと暮らす穏やかでささやかな日常。
当たり前だけど、当たり前じゃない、
がかけがえない特別な宝物の瞬間瞬間。
一日一日大切に丁寧に重ねています。
(旧ブログ「神様がくれた宝物2007〜」より)




夏にサンダルを履く以外に、ほとんど滅多に人前に出さない足。


小中高の頃はもっともっと指の関節が酷く歪んで折れ曲がっていて、

例えば、運動会や体育祭の練習で素足で走る時など、みんなに見られるのがどうしても恥ずかしくて、 足の指を地面に押し付けて力を入れ、無理矢理反対に伸ばすようにしていた。

何十年も経ち、大分よくなってきたけれど、まだ二番目の一番長い指は関節が曲がったまま。



天に足を向けて神様に申し訳なく。

どうか私の罪をお許し下さい。


汚い画像ですが、敢えて。すみません。

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それでも今はその折れ曲がった汚い足さえ愛おしく思えるほど。やはり私はバレエの魂が好き。

今は甲も伸びなくなったけれど。

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心の奥底にもっともっと続けたかったぷすぷすと燃え残る火種を抱えて。

それをせずに、普通に生きたことの。

心残りがずっとあるのでしょう。


続けていたらどうなったかという確証も保証も何もなかったから。


きっと家族が負担になったと思うし。


これで良かったんだと思うしかなく。


いつまでもバレエ。


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自分との闘いを教えてくれた。




足はトウシューズを履くだけでなく、先生が矯正してくれて。

痛いの。ギューッと曲げて。

自分だと加減するから。

でも痛い分綺麗になると信じていて。

トウシューズも新しいのは底を折らないように、無理矢理ギューッと湾曲させて。

無理矢理足をその形に合わせるのね。


子供ながらに必死で。


負けたくないのは常に自分自身だった。





お疲れさまです。

静かな曇り空。

にゃんずは、それぞれのお気に入りの棚から中身をみんな出して、思い思いに自分の個部屋を作り。

体力温存、エネルギー充電を図っています。

時折「カリッカリッ」と聴こえ。

ミアさんは寝ぼけては私に激しく甘えにくる。

夏休みの計画はおありですか?

楽しい夏になりますように。

そして今日も素敵な一日になりますように。