Haruの過去話・・いつまでかかるんだろう (^o^;)・・続きです。
中2の夏休みの終わり、2学期に向けてどうするか・・という話になりました。
登校刺激を一切しないようにして、好きな事だけをする毎日の中で、カウンセラーの先生の力添えもあって少しずつもとの元気を取り戻してきたHaru。
また学校に戻ろうとすることで、せっかくとり戻した元気を再び失ってしまうことにだけはしたくないというのが、私と夫の願いでした。
それでは家にずっといると楽なのか・・というと違って、Haruが「どこにも行けない自分」に苦しんでいるのも事実でした。
Haruが無理をせずに、自尊心を取り戻せるような場所に通わせたい・・・
学校以外の通学出来る場所を探してみると・・・
①市がやっている不登校生徒のための「適応教室」
②様々なフリースクール
大きく分けて、このどちらかがいいだろうと思えました。
フリースクールも適応教室も「不登校生徒」の為にある、という点では同じですが、性質は少し違って多くのフリースクールが「学校に行かなくてもいい」というスタンスであるのと逆に、適応教室の方は「学校へ戻るためのステップ」としての教室で、基本は学校へ戻ることが目標です。
そのあたりを考えると、私はHaruにはフリースクールがいいんじゃないかと思いました。
適応教室で「学校へ戻る」努力をし続けることがHaruにとってはつらいんじゃないかと・・
中学校とも密接につながっている分、どうしても中学校を意識しながら通う事になるのが、Haruにとって良いとは思えなかったんです。
けれど、Haruが選んだのは「適応教室」の方でした。
理由は「学校に戻りたいから」でした。
今までこんなに苦しんできたのに、それでも「学校に行きたい」と言うHaru。
私は正直、とても不安でしたがカウンセラーの先生、夫、Haruの4人で話し合い、Haruの望むようにしようということにまとまりました。
今だから言えることですが・・・「本人が望むようにさせる」というのがいつもいつも迷いながらも最終的に私たち夫婦が選んできたことでしたが・・・
多分、それは間違っていなかったような気がします。
後になってみればHaruはやっぱりHaruらしい選択をしていて、ちゃんと自分で選んだ道を歩んでいるんだな・・と思えてくるんです。
2学期のはじめに、担任の先生と私でまず、近所の適応教室へ挨拶に行きました。
その時の印象は、はっきりいって最悪だったのですが・・・Σ(゚д゚;)
長くなるので、また次にしますね。