大阪のやはり500戸オーバーのマンションで頑張っておられる
”儲けて真っ赤”さんのブログ連動企画です。
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http://paperkanrishi.blog.eonet.jp/default/2012/03/post-8ecb.html
読んでいただけばわかる通り
● マンション管理士との顧問契約に相場ってあるの?
● 顧問料の妥当性は、総会とかで問題になる?
って2つの疑問。
顧問契約だってお金を払うわけですから、当然高い?安い?ってのは考えないといけないけど、やりがちな間違いは”管理士に100万円払ったから、それ以上に予算を切って元をとってくれ”って考え方。
総会なんかでも、よく出る質問みたいだし、知り合いの理事長とかでも(実は私自身も)理事会内部での必要性の説得で、費用に見合ったなんらかのコスト削減効果があるの?って聞かれる経験は結構多い。
。。。。さて、マンション管理士をコンサルタントとして雇うとして、管理会社でもリプレースして、もう切り代がなくなったら顧問はいらないの??とか思うと、これは実は変な要求だとわかるのですが、実際には日々苦労してない人ほど、それを納得させるのは難しいみたい。
超1流の理事長のもと理事会全員が燃える集団で、皆でばりばり電話でもかけて相見積もりでも集められるならもとより管理士は不要なわけで、どこかしら管理組合が機能不全な部分があって、そこを補ってもらうのが顧問契約なわけですから、管理組合に『どれだけ欠けている部分が多い』かで、相手の仕事の量は変わってくるはずだとすれば、相場を気にしてもしょうがない気がします。 当然に相手の能力にもよるはず。
# これは管理会社だって、住民や理事会のレベルがひどけりゃ受託できないよと拒否して一向構わない思うので、これは本当にあってもかまわないかなぁ。
http://tsuraiyo.com/topicSATEI..html
http://tsuraiyo.com/topicSATEI2.html
うちのマンションでは、積極的に動いてくれる理事数が多くはないこともあって、私が総会で改訂しまくった規約・細則を電子ファイル上で最新に保ったり、毎月の理事会広報の素案作成などまで依頼していますので、かなり広報・書記などの理事の仕事そのものを委託している形です。私は値段に見合う効果はあると思っていますが、”理事会で””現に苦労していない”人にとってはムダ金に見えるかもしれない
そこで非常に助かっているんだというのは、理事会としてちゃんと広報しないといけないんだと思います。 (ちゃんと言わないと決して必要性ありがコンセンサスにならない)
私の知り合いも元理事長さんが、700戸近いマンションの理事長が、1時間いくら(無論管理人さんを雇うよりは何倍も高いお金でしょう)で契約を結んで、管理会社のリプレースのサポートを受けたことがあるそうです。プロを雇うんだから、書類整理など、理事会でできる部分は全部やったうえで、足りない部分(高度に専門性を要する部分)だけ、時給でいくらというわけです。
理事会が事実上崩壊状態にあって、理事長そのものを委託する第三者管理であれば、月に10万やそこらでは私なら絶対に受けません。メガマンションの理事長は超ハードですから。なので、理事会の現状が判らなければ価格で妥当かどうかはわからないので、相場という概念そのものがあんまり意味がないんではないかなーと思ってます。
今3期目の終わりあたりなんですが、2期目の終わりにかなりの数の管理士さんと面談して1社に決めたので、管理士導入の経緯でもじっくり書いていこうかと思います。
コンサルとしての報酬は、プロとして雇って仕事をしてもらった時間に比例すべきものであって、
コストカットしたらその額の半年分くださいとか、成功報酬型の契約だけは結んではいけないと思ってます。
● コンサルという形がないものにお金を払うという習慣が根付いていない
● 削減コスト分の半分だけくださいとか、要するに理事会が全く自分では
リスクを負っていない
という2点の問題があって、理事会側も理解が足りないのも悪いんだけど、
それにかなりのマンション管理士さんが流されちゃっているのが問題かなぁと
思っています。
これについては、なぜこのように思うに至ったか、導入の経緯をこれから
じっくり書いていこうかとおもいます。こちらも多分何回かになります。
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