今日2回目の<News Angle>。今回は、東急百貨店が惣菜や和洋菓子を扱う小型の食品専門店を展開する事が明らかになりました。このニュースをお伝え致します。


東急百貨店は惣菜や和洋菓子を扱う小型の食品専門店を展開します。来年(2013年)春に東急沿線に1号店を開業し、多店舗化を目指します。店内に厨房を設け、作りたての惣菜や弁当を提供。手土産に適した菓子店なども導入し、郊外の需要を取り込みます。来春からの東横店(東京都渋谷区)の建て替え中の売り上げ減を補います。


1号店は東京急行電鉄が中心となって進める東横線・目黒線「武蔵小杉」駅に隣接する商業施設に入ります。東横店の地下食品売り場「東急フードショー」を再構成し、店舗面積は約600平方メートル。名称は「フードショー・スライス」とします。同社が食品に特化した小型店を出すのは初めてです。


客から見える店内の厨房で調理するなどデパ地下の雰囲気を再現し、惣菜や弁当類を強化するコンビニエンスストアなどとの違いを出します。1号店の反応を観ながら、東急沿線で同様の小型店を多店舗展開する考えです。


東急百貨店は商業施設の建設に伴い、来年3月末に東横店の東館を閉鎖する予定。売り上げの減少に備えると共に、顧客をつなぎ留めます。


東急百貨店 「フードショー・スライス」1号店 武蔵小杉店(仮称) 

来年(2013年)春、東急東横線・目黒線・JR南武線・横須賀線「武蔵小杉」駅に隣接する商業施設内にオープン予定


という訳で、東急渋谷店地下にある「東急フードショー」を再構成し、店舗面積・約600平方メートルの「フードショー・スライス」を来年(2013年)春に東急東横線・目黒線・JR南武線・横須賀線「武蔵小杉」駅に隣接し、東京急行電鉄が建設を行っている商業施設内にオープンします。


客から見える店内の厨房で調理をするなどデパ地下の雰囲気を再現していきます。東急百貨店が食品に特化した小型店を出すのは今回が初めてで、1号店での反応を見ながら、等級沿線で同様の小型店を多店舗展開する考えだということです。


東急百貨店といえば、このブログでも以前お伝え致しましたが、来年3月末に東横店・東館が新商業施設の建設に伴い閉鎖される事が既に決定しています。売り上げの減少に備えると共に、顧客をつなぎ留めるという指名もこの「フードショー・スライス」は担っているのです。


今後の動きにも注目したいと思います。