前回の日記で
「姉にババを連れて新しい病院を受診してもらい、眠剤をゲットしてもらう」
と書きました。
電車で2時間の距離に住む姉には、結構大変なミッションになる予定でした。
そして我が家に来てからは、たっぷり妹の愚痴を聞かされるのですからクフフ
ところが前日、姉が目を付けた病院に電話予約の際、大まかな事情を話した所、眠剤だけならわざわざババを連れて来なくても処方するよ、と言ってくれたそうで。
オマケに今はめっきり少なくなった、院内処方だそうで。
一気にかなりの手間が省けました。
そして妙に簡単に、30日分もの眠剤をゲットして来たのでした。
良かった、と思う反面、
「初診なのに、本人とも会わないのに、いいのか?」
と思う私。
世の中には、ウソついて、老人の1割負担の保険証で、いろんな薬をゲットしようと企む人がいるかもよ…なんて。
私が先日うかがった療養型病院が、ババのショート先から近い事を思い付き、電話で確認した時は
「前回眠剤を処方していただいた整形外科の先生の、紹介状を持って来て頂ければ、同じお薬を処方出来ると思いますよ」
とのお返事だった。
なのにそのたら、こんなに軽々と、易々と…。
いいんですかね、こんなもんなんですかね、病院によって、こんなにも違うって?
…ま、しかし今回の我が家の件では、非常に助かりましたが。
その日の午後、私はもう1つの転院先候補の療養型病院との面談の為、会社を早退したのですが、
「緊急事態宣言中なので、1時間程の電話面談でお願いします」
と連絡があり、なんと私の手間も省けました。
眠剤は、今週中に届けばよいのだし、わざわざ今日持って行かなくても、レターパックで送ればいいか、と思い付き連絡
…という事で、お互いの予定が済んだ後、ゆっくりジジの入院の経緯や、今の病状の説明、今後の事などを話す時間が持てたのでした。
で、電話面談の件。
こちらの病院は今完全な「看取り病院」というか、老人病院的なカンジになっているそうで、今いる急性期病院で使って貰っている点滴(月3回までなのですが)は、こちらでは使えない薬だそうで。
「それを了承の上でなら、空き次第どうぞ」
という事でした。
そして質問から、介護度の話題になりまして。
「要介護4です」
「認定日は」
「ええと…令和1年○月…結構前ですね~。今もし認定調査したら、きっと5でしょうけど…」
と、何気なく私が言ったのです。すると相談員さんが
「いえ、きっと今認定調査をしたとしても、4のままだと思いますよ」
と妙にノッてきて。
「認定の基準も年々変わってきていますのでね。要介護5というと、寝た切りの方のイメージだったと思うのですが、例えば今のお父様のように、寝た切りで、お食事も取れないとなると、逆に手が掛からない訳なんですよね。近頃では『どれだけ手が掛かるか』が介護度を決める重要なポイントになってきていますのでね。最近は滅多に出ませんよ、要介護5ってのは。ハハハ」
その「近頃基準」、というフレッシュ感のある「要介護5」が、正にババの認定結果だったのか…となんか納得。
ジジより上ってさ、と何気に引っ掛かっていましたのでね。
そして改めて
「段差もあるし、寒くって、各部屋が小さい昭和の家。…車椅子での生活不可な築50年の我が家で、結構頑張っていたんだな、ばあちゃんも私も」
なんて、いいように解釈し、またチャッカリと自分のエネルギーに変える娘なのでした。
そして何より毎日転びながらも、1人で留守番を頑張ってくれていたババ
離れてみる時間も大切だなぁ
そして検討した結果、結局じいちゃんは、前回の日記に書いた方の療養型病院に転院する事になりました。
水曜日、私と一緒に介護タクシーで転院先へ移動予定
白衣やビニールキャップなんてせず、普段の顔で会える最後のチャンスだと思います。
ビニール手袋ナシで、思い切り触ってきます。
なので少なくとも水曜までは、じいちゃん、どうにか頑張って
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