金曜日、じぃちゃん転院後3日目。リハビリ病院に様子を見に行ってきました。
ワケも分からず転院した12日は、怒って採血を拒否したりしていたじぃちゃん
おとなしくしているでしょうか。
部屋のあるフロアーの広間に行くと
じぃちゃんかと思ったら、よく似た違うお爺ちゃんでした。
このお爺ちゃん、プルンとした下唇が愛らしいのですが、この前もほとんど眠っていて、生きているのか心配になるほど
うちのじぃちゃんは、広間を通り過ぎた、眺めのいい窓のそばで
機嫌もよく穏やか。
この病院、病院というよりデイサービスみたいな感じだし、職員が多く、常に誰かが構ってくれるので、慣れればじぃちゃん向きだと思っていたのです。
部屋で、持ち物に名前を書いたりしていたけど、じぃちゃん戻らず、そのまま広間でお昼ご飯に。
そして歯磨き。まだ部屋には戻って来ず。
見に行くと新聞を渡されて、ペラペラめくっていました。
少し話を…と隣に座るとすぐ
「ハルさん、お風呂行きましょうね~」
と連れて行かれ。
全然部屋に戻ってこないので、また広間を覗くと、あの可愛いお爺ちゃんと一緒のテーブルに座っていました。
職員の女の子とじぃさん2人。ただボールを誰かの所に転がしパスする、という地味な遊び中。
部屋に戻さず、起きて生活させるようにしているらしいです。
特に隙あらば眠ってしまう、このツインズのような2人。午後のリハビリまでの僅かな時間を起こしておきたい様子
先に飽きたのはうちのじぃちゃん。
よそ見はじめる。可愛いお爺ちゃん、頑張る。
ハッ止まってる。
午後のリハビリの時間になり、担当のお兄さんが、じぃちゃんを呼びに来ました。私も見学したかったので、ついて行くことに。
しかし食後で眠いじぃちゃん。機嫌悪し
私が少し離れている間に、2人はいなくなってしまいました。
探しに部屋に戻ってみるとお兄さんが、
「お疲れなので、部屋でマッサージやストレッチをしますね」とションボリ
負けるなよ、もっと粘れよ、兄ちゃん。
すぐさま爆睡するじじい。お兄さんが静かに話し始めました。
「患者さん皆さん、毎日毎日リハビリで、なかなか寝かせてもらえないからお疲れなんだと思います。元々体力のない方多いですし。でも歩かなきゃいけないし…」
色々ツラいところなのね。
じぃちゃん人の気もしらず、高いびき。
「気難しい年代が多いし大変ですよね…」
と、シュルシュル音が。
ワンワン波打つ入れ歯。
「もう…カンベンですよ、ハルさん…」
寝ているじぃちゃんに、優しく話し掛け続けるお兄さん。
元気な笑顔が戻る。
じぃちゃん、グッジョブ
いいスタッフさんに囲まれてる。安心して帰りました。
でもリハビリ見たかったのにさ、ボールをつつく右手の僅かな動き&入れ歯の動きしか見れなかった。
また次回、リベンジしてきます