なんだかちょっぴり嬉しい。
令和元年の10円玉。
ピカピカで綺麗。
今年は家でじっとしているので師走感ゼロです。
恐ろしいほどゼロ。
例年通り あっちへこっちへと12月のセールに行ってれば
あぁもうすぐ今年も終わるのね 早い早すぎるわと実感するんだろうけど
なんでしょ この浮世離れな感覚。
毎年実家のおせちと鯛がなぜか我が家に届き わざわざ持って行ってたのに
もうそれもない。
やれお墓参りだ やれ買い出しだと
親と一緒にバタバタしていただけに
寂しいかぎりです でもそれと同時に解放された感もあったりして。
昨日ふと主人が言いました。
「俺 定年になったら龍神村で住みたい」。
龍神村とは和歌山県の山深い場所にある自然豊かな 言い換えれば村という名前の通り何もない田舎の村。
日本3大美人の湯 龍神温泉がある村です。
主人は川のせせらぎや鳥の声で起きたいらしいです。
えーーー そうなの?
私は高野山で住みたい。
もしくは奈良の吉野がいい。
高野山ってお寺だらけで観光地化してますが
一本路地を入ると 少ないけど普通に人が住んでるんです。
主人は高野山なんか雪積もるのに無理っていうけど
龍神村だって普通に雪積もるじゃん。
しかも川や鳥の音うんぬんとか言うけどさぁ
大雨の後 山から下りてくる雨水で崖崩れや川の氾濫からしょっちゅう通行止めになってるし。
まぁ龍神村にしても高野山にしても新たに土地が売られることはほぼないみたいだから
この計画は実現不可能だと思います。
かといって 古民家はやだ。
私の地震に対する恐怖はかなりのものなので
いくら耐震対策のリフォームをしても信用ならないもん。
そうは言いつつも 確かに静かなところで住みたい。
いや 和歌山は田舎なので十分静かなんだけど
私は和歌山市のど真ん中で生まれ育ち、今もそうなので
もっとド田舎に憧れるんです。
田舎モノが田舎に憧れるってどれだけ田舎好きだよとか言わないで。(笑)
今みたいに中途半端になんでも揃ってるところではなく
諦めがつくほど 何もないところへ行きたい。
でもね 定年してからド田舎に移るなんて冷静に考えたら間違いなんですよね。
買い物ひとつにしても苦労するし
何より病気したら病院どうするよって話だし。
元気で動き回れるからこそド田舎移住は楽しいのであって考えれば考えるほど
最初のドキドキが消えていく。(;´д`)
まだ定年まではかなりあるんだし
次は平屋で 庭で畑して 川で鮎釣って ピザ窯を作ってピザ焼く! 庭の隅っこにログハウスも建てる とか
妄想ごっこしてるのが楽しいかな。
ちなみに主人は 定年後は料理担当してくれるそうです。
お茶も自分で入れない つまようじ1本取らないのに?
もちろんお米をお茶碗によそったこともない。(笑)
でも聞いてると妄想の中では すんごい手の込んだごはんを作ってるっぽいので
ある日突然料理の神様が降臨するという奇跡を信じてみます。(・・;)
それより おじいちゃんになっても
わざとすっ裸に靴下だけの姿で真剣な話をしたり
すっ裸でボクサーパンツをありえないくらい上に引っ張り上げて履いて何くわぬ顔でリビングをうろついたり
そういうのをずっとやっててほしいな。
ここだけ切り取ると完全完璧な変態だけど。(笑)
そういうので爆笑するたび この人と結婚できてよかったと思うのでございます。
今日 生協が終わって10時くらいからお散歩に行こうと思っていたら
桜心が7時半過ぎにお外に行きたいと催促しました。
えー、生協の配達が来るまでに帰らないといけないのに?
我が家のリビングで荷物の仕分けをするので
いつものようにささっと掃除機な掃除ではなく
ちゃんと拭き掃除もしなきゃいけないのになぁ。
忙しないけど 近くのいつもの河川敷へ行きました。
紀の川河川敷には海水が入ってくるところがあって いつもの場所はまさにそういうところ。
桜心と小走りでメキメキ進んでると
騒がしい声が聞こえる。
見ると釣り人が何やら楽しそうに でも苦しんでらっしゃる。
竿は折れちゃわない?ってくらいしなり
お友達かしら もうちょっとやがんばれと網でお魚をすくう。
おおーーーー!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!!
デカーイ!
たぶん60㎝オーバー。
釣ったお兄さんはゼーゼーなってる。
それ何のお魚ですか?って聞くと
ブリだそう。
河川敷でチヌを釣ってるのは何度か見たことあるけもどまさかブリが釣れるとは。
すごーい 食べたーい。
ブリのお刺身大好きーーー。
興味津々な桜心に思わず
「ピチピチさん おいしそうやなぁ
桜心もピチピチさん好きやもんなぁ」
と口いやしい言葉を放ってしまった。(;´д`)
そのお兄さんはその後もまた釣り上げてました。
他人事だけど朝からワクワクしました。
しかも河川敷からの帰り 道路一面に散った銀杏の葉が
冷たい風と車のせいで舞い上がっては地面の上で跳ねて踊っていて
あまりの美しさにハッとなりました。
黄色の葉が太陽の光でキラキラ。
桜心が早くお外行きたいと言わなければ
見れなかった風景。
いい仕事しましたね 桜心さん。
ありがとう お母さんは朝から感動しましたよ。
だからって孫の手をこんなにしない!