妄想歌謡劇 上を下へのジレッタ | 拝啓 隆平様

拝啓 隆平様

好きだから楽しいから。好きなように応援してるだけ。

横山裕 主演
「妄想歌謡劇 上を下へのジレッタ」
無事、大千穐楽も終わったらしい
感動が巻き起こってたみたいで嬉しいやろうな
41公演ってすごい長丁場…
おめでとうございます!

夏のツアー
「門前さんお疲れ様です」ってウチワを作りたい気分(^^)
あ、でもそうしたら「ヴァレンティンお疲れ様」「コージお疲れ様」もいるから持てないし
おとなしく丸山ウチワを持ちつつ目の前に来たら、お疲れ様って思うことにしよう


大阪公演初日に行って来た
もう圧倒的に華やかで、歌の持つパワーを十分感じる舞台だった
輝いてた

オープニング
「すべてまやかし すべては虚構」
そう歌う横山くん、門前市郎が着てる衣装は虹色の分厚いロングコート
ここだけは色を纏う
そこにどんな意味があるのか

他は、すべて黒
真っ直ぐな黒髪
上下黒いスーツ
白ワイシャツに黒ネクタイや
黒タートルだったり
(すば子が言うところの「あの子、本気だわ…』ってヤツ)
胸元には汗が滲みて薄くなっていく

黒いベルベットジャケット
黒いロングコート
黒い靴
そして手首には茶革の腕時計

ジレッタという妄想世界を見せてくれるのはハマケンさん、山辺

素晴らしい歌声を持つしょこたん、小百合チエは
お腹がとても減ってるとスレンダーな絶世の美女
少しでも食べると肉感たくましい上に醜女

世界的に有名な歌手、馬場徹さん、ジミーアンドリュウスはノドにマイクを仕込んだ操られた美声

現実世界といってもテレビの中、表舞台のこと
それらはこちらから見ると妄想世界と同じ
どこまでが現実で、どこからが妄想なのか、それもあやふやに見えてくる

虚勢を張って生きてる門前が
愛する女性
本仮屋ユイカさん、リエだけが唯一の現実か

だんだん本音を口にしだす門前
俺の女に手を出すな
お前は俺のそばにいろ
俺が(お前を)必要なんだ
別れの時まで言えなかった
 I need you
そんな言葉が口に出るのは、真実の愛だから?


銀粉蝶さん、あくどい芸能プロダクションの女社長が可愛く狂ってしまう様は面白くも少し切なくなる

竹中直人さん、社長役はどこまでいっても迫力満点
ひときわ華があるなぁ

何役もこなすプロはすごい
早着替えして登場して来られると
あれ?さっきの人?なんてことも

全23曲
しょこたん、ハマケンさんはじめ皆さんの歌の上手さ!
ソロで歌い上げる姿はもちろん
群舞も圧巻!大迫力!
これこそ、ミュージカルでしょ!?

現役人気アイドルが「すべては作り上げたウソ」と歌い上げるのも風刺が効いてる

原作が大阪万博の頃、約50年前の作品だとは到底思えない
衣装がその面影を残すだけ
色使いがキレイで可愛い

「横山くんの低音が魅力的」とハマケンさんがおっしゃってたけど、わかった
これがボイストレーニングの効果?
がなることも、力むこともない
力強く伸びていく声は魅力的
周りの力強い歌声に引っ張られる感じで、どんどん増えていく声量

複数回観た友人が「こないだ観た時と違う、声が出てる」と
公演中にもどんどん成長していく

どれほどのプレッシャーだったのか
いくらトレーニングを積んだといえ、舞台俳優、声楽のプロ達を引き連れての歌唱
グループでは「あまり歌ってないし 笑」と自虐的になるときもあるのに

それを思うだけで、今回の「やる」って決断は勇気のいる勝負だったんだ
持ち続けなければいけない勇気
舞台を観た後、強く思う



エイトに興味を持ってから、何度も何度も塗り替えられる大きな分岐点

また、横山くんのその時を感じることができて幸せだった


一足先に幕を閉じた
大倉くん主演の二人芝居
「蜘蛛女のキス」
無事おつとめ、おめでとうございました

休む間も無く、大きな自信と実績を元に、夏のツアーに向かっていくなんてかっこよすぎるなぁ

そして、安田さんの「俺節」が
とうとう大阪に乗り込んできますね
すんごい評判とともに…