こんばんは、終の棲家コンサルタントNackyです。
(つづき)
不動産の見直しをするというのは、
A 今の自分の資産を棚卸する
ということにほかなりません。
預貯金、投資信託、保険などの金融資産と不動産がいくらあるのか、自分の総資産は合計んいくらなのかを把握せずには次のステップにはすすめません。
次は、
B 入ってくるお金がいくらあるのかを把握です。
年金はいくら支給されるのか?ねんきん特別便からわかりますよね。他に何か定期的に収入が見込まれる方は、それを考慮に入れ、年間の収入がいくらあるかを把握します。
今度は
C 支出です。所得税、持ち家の方は固定資産税、介護保険料も考慮してくださいね。
さて、BとCについては
① 生活費をいくらで見るのか?
② 何歳までの費用を見るのか?
を決める必要があります。
①についてはいろいろな数字が言われています。
世帯主が60歳以上の無職世帯の標準的な生活費は21万円、生命保険文化センターの調査(2007年度)によると、ゆとりある老後生活のための希望月額は38.3万円という結果が出ています。
現在の生活費と比較してみて想定してもよいでしょうし、計算上は月30万円程度と仮定してみるのもよいかもしれません。
②は何歳で死ぬか?ということです。 私は90歳ぐらいまでは想定として織り込むべきと思っています。 だって、長生きしてますよ、今のじぃじ、ばぁば。
A (総資産) +B (収入) - C(支出) から D (終の棲家にかけることのできる金額)が算出できます。
企業の中長期経営計画を作るのと一緒です。
こうして改めて「数字に」」置き換えて自分の人生を予測してみると、思わぬ発見がたくさんあります。
私も人生の第二幕を数字に置き換えることで、「定年後の収入を得るために、どんな仕事をするか?」ということを真剣に考えるようになりました。→この話はまた別の機会に。
人生の再設計は「数字」から始まります。
次回は数字を使って考えてみましょう。
(つづく)