「エイリアン、恐るべし! part 1」の巻 | 35歳年上の夫は師匠でエイリアン! 

35歳年上の夫は師匠でエイリアン! 

【夫】台湾人 × 【妻】日本人

国際結婚? いえ、惑際結婚ですから!

気がつけば2男1女。

あの男を見ていると、とても同じ人類だとは思えない。
漢方薬を水なしで飲めるなんて
一体どんな味覚をしてるんだ、あのおっさんは。

エイリアンの弟子になってすぐの頃。
肩こりと腰痛を治療してもらっているときに、こう言われた。




「あのね、しばらく魚食べないで。治るまで。」



「はい。」




そう答えたものの、数日後、当時勤めていた会社の飲み会で
目の前に出されたブリの照り焼きを、つい食べてしまった。


そのまた数日後、
エイリアンに治療してもらっていた時のこと。


私の背中を診ていたエイリアンがこう言った。





「あれ? おかしいな。ねえ、魚食べた?」






げ!なんでバレたんだろう...





「いいえ... 食べてませんよ...」





叱られると思って、とっさにウソをついてしまった。





「ああそう。ふーん、おかしいな。会社、冷房入ってる? 
じゃあ、それのせいかな...」






心臓の鼓動が早くなる。掌に汗がにじんでくる。



その後も、私の背中を治療しながら





「おかしいな。なんでだろう。」





この言葉を繰り返すエイリアン。

居たたまれなくなった私はとうとう白状した。





「すみません。実は、魚食べました...」



「ああ。なんだ。だからだよ。はいはい。わかったよ」






叱られなかったのにはホッとした。

でも疑問は残る。






なんでわかったんだろう...?





訊いてみた。





「え?なんでわかるか?わかるよ。なんでわかんないの。
背中見ればすぐわかるよ。」








ああ恐ろしい!!






どうやらこの男の前では、体に関することは、口で嘘をついても無駄らしい。
体は嘘をつかないということなのだろう。


※なぜ治るまで私が魚を食べないように言われたか
お知りになりたい方がいれば、コメント欄までどうぞ。





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