【秋の新常識!その②】
夏の熱い間はしかたないんですが
冷たいものを飲んだりたべたりしてしまいます
すると周りが暑いのでその時はそのまま体内に潜伏します
そして秋口になり気温が下がってきて
体外気温と体内温度が近づいてくると
夏の間に溜め込んだ冷えがジワジワもれ出します
例えるならば
カラダをお城だとして
夏の冷えは忍者です
忍者は普段姿をいつわり
まぎれてじっとしていますが
ひとたび味方が攻めてきて
城を取り巻いてしばらく経つと
機に乗じて動き出します
そして火を放ったり
爆弾を爆発させたり
扉を開けて味方を城内に引き入れます
これを東洋医学では「伏兵の邪気」略して「伏邪(ふくじゃ)」と言い伝えています
体外と体内の温度がつりあって
しばらくしてから出てくるので
夏から少しタイムラグのある
秋にかけて「夏バテ」が出てきてしまうんですね~
意外でしょ?
ちなみに夏に出てくるしんどさは
梅雨の頃に仕入れた「梅雨バテ」になります
なので
対処法や治療の仕方が変わります
これから来る寒い寒い冬をめがけて
カラダは寒冷地仕様に
変化している真っ只中です
暴飲暴食は控えめに
充分な睡眠を確保して
カラダの変化の足を引っ張らないように
したいですね!
では!
鍼屋神野•神野洋太