【鍼灸の歴史・その①】
こんにちは!
毎日暑い日が続きますが
体調崩していませんか?
今日はいつも通り気合をいれて
鍼灸の歴史についてお話ししましょう!
まず鍼灸の歴史を語る前に
医学の発展の歴史について
学ばなくてはなりませんね
さて問題です
医学は遠い昔
どこで生まれたでしょうか?
…………
………
……
…
はい
答えはインドで生まれました!
医学に関する古い書物には
頭蓋骨に穴を開けた
高度な“外科手術”の記述と
ハーブや薬草を使った
アーユルヴェーダなど
内科学の記述が揃って
記載されています
なので原初の医学は
インド大陸で発展したと
見てまちがいありません
そしてなぜかいつからか
外科の知識と技術が西に伝播していき
ペルシャ→イスラム→東ビザンツ
→ヨーロッパという流れを形成し
「西洋医学」と言われる
医術形態になりました
余談ですが
西洋医学なのにイスラムやペルシャが
関係しているのを
奇妙に思う人が多いと思います
しかし
インドとヨーロッパの間に位置する
ペルシアという地域は
古来より交通の要衝で
文化的、技術的にとても進んだ
今でいう先進国でした
その名残りが「千夜一夜物語
」
俗にいう「ペルシアン・ナイト」
という超有名な話です
あの物語には空飛ぶ絨毯や金のランプなど
なんか高そうなものばっかり出てきますよね(笑)
あと
アレクサンダー大王と覇権を争った
ペルシア帝国は当時の強国でした
イスラムでいくと
現在の科学技術や化学用語で
アルミニウムやアルコールなどの
「アル」がある(笑)言葉は全て
イスラムで発見されたものです
などなど西洋の文化には
ペルシアとイスラムの文化・技術の
基礎が見え隠れしているんです
話はそれましたが
西洋は文化的・技術的に進んだ
ペルシアやイスラムという文化の
エッセンスを含んで
現在の社会という形になっています
これまではインドから西へ流れた
医学のお話をしました
そして、もう一方はいったい
どこに向かって流れて行ったのか?
次回はもう一つの流れについて
お話ししていきましょう!
では!
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