ハリーのブログ

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大連に住んで三年目です。
自分の見える範囲でいろいろ紹介したいと思います。

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※きれいな話ではないため、食事中の方などは読まないようお願いいたします。

中国のトイレは、どこでもほぼ間違いなく汚いです。
紙を流さず、ゴミ箱に捨てるため、ニオイや感染症などの不安がいつもあります。

病院でも同様で、まめに掃除はしてくれてますが、やはり汚いです。
中国の人は、あまりきれいに見えない便座に座るのを嫌がるので、
洋式ではなく日本で言うところの「和式」を使用することが多いです。


さて、この病院のトイレは広めの洗面所の向こうに、小便器が2つ、その左手に個室が三つ、洋式、和式、和式の順に並んでいました。

今考えると、いくつか変なところがありました。
床がいつも水浸し。
みんな個室のドアを閉めない。

私は数日、「大」の方の用事が出来ていませんでした。
体調不良のため出なかったんですねー。

「小」の用事のためトイレに行き、済ませた後「大」が出来ないかなと考えました。

手前の個室から中の様子を見ました。
「洋式」汚い・・・。、「和式1」汚い・・・。「和式2」、まだきれいな感じ。

ということで、「和式2」に入り鍵を閉めました。
ズボンを下ろし、しゃがみましたが、やはり出ません。
仕方ないなと立ち上がり、ズボンを上げました。

水を流すのはレバーではなく、赤外線のセンサーでした。
立ち上がると同時に、水が流れ始めました。

バシャバシャという音が大きくなり、便器の中が水でいっぱいになり、大きな波が立ち、
それでも水が出続け、タポン、バシャンという音とともに溢れ出しました。

水はあふれ出た後に止まり、個室全体が「水洗」されました。

ついでに私の足首までも水洗されました。
鍵を開けて逃げる時間はありませんでした。

「シャレにならんぜよ・・・」

なぜ土佐弁だったか分かりませんが、私はつぶやきました。
洗面所で、足と履物を洗いながら、便器に何も入っていなくて良かったとか、水浸しの理由はコレかとか、ドアを閉めない理由とか考えました。


その後、洗面所で一心不乱に足と履物を洗う人を何人か見ました。
新しく入院した患者さんで、魔のトイレの被害者であることはすぐに分かりました。

なぜ直さないのか、なぜ張紙すらないのか、私には分かりませんが、

中国は予想出来ない危険がいっぱいです。