「きゅん」の幸せ。 | 働くママ(SOHO編)

「きゅん」の幸せ。

空からふってくる「ぼふーん」は、わかる。
そこにバターが、「とぅん!」
あー、これも「きゅん」だ!
いま、「きゅん」、きたー!




「きゅん」といえば、先日、図書館に「きゅんを集めました」的な展示コーナーがあって、思わず時を忘れて見入ってしまった。私は神話や和菓子の写真集を借りたが、他にも幅広いジャンルが取りそろえてあり、きっと誰かの「きゅん」に違いなく、そんな曖昧な、だけど魅力的なテーマを選んだ方に拍手を贈りたくなった。


正確には、「ときめく」というテーマのようだ。
「ときめく」とは、喜びや期待などで胸がわくわくすること。
そして、ときめく対象は、「誰か」でなくてもいいんだね。

何にときめいてもよいのだと気づいたところで、偶然に出会った琥珀糖の美しさを存分に観察してみる。
「好き」なものは、心身が健康なうちにどんどん発見して、集めておこう。
やがて、苦しい時のお守りになるかもしれない。

自分を楽しい場所へ連れてゆき、出会った人や物を手に取って確かめる。

本であれば、自分のペースでページをめくり、思うがままにその世界を味わい慈しみ愉しめる。想像する。心を飛ばす。初めて目にした言葉を調べる。その由来を知り、咀嚼する。そして、そんな自分を観察する。

物質では得られない静かな喜びが満ちてきて、新しい出会いに心から嬉しくなれる自分がいる。
さぁ、蓮田市図書館で、「きゅん」を見つけてきてください!