「僕のね、、楽曲の中で、、、人が死ぬ曲が多いんですよ、、つって
まぁ、、5日間あるけど、一人、1日にね、、一人死んだんでは追いつかないという、、」
「今日は、だから、2人死ぬ日なんですけど、、、
あのぉ、、お母さんと、お父さんが死にます。。。」
16曲目は『色あせない約束』
『色あせない約束』
2009年5月21日発売『春から冬へ紡ぐウタ』収録
このミニアルバムでは『色褪せない約束』になっていますが、同じ楽曲です。
『色あせない約束』の初披露は、
2009年3月3日の前の「ゆしんのよる~第6夜~」です。
上記の5月発売のCDの音源を創るのに、新曲創りや、
今までの音源のリメイクをめっちゃしています。
それを、ちょっと聴いて下さいと、4曲メドレーで聴かせて下さった内の1曲です。
原曲は、5デイズの2日目に歌われた、やまかしバンド時代の『色あせない』。
当時の面影が無くなるくらい変わりました、、と、
『色あせない』と『色あせない約束』の2曲をちょろっと披露して下さったのを覚えています。
CD発売後、ライブでよく歌っておられました。
息子と、亡くなったお母さんとの曲。
優しいお母さんでいいなぁ、、、と、聴く度に思います。
私の母は、鬼嫁、鬼母を絵に描いたような人だったので、
優しいお母さんにあこがれます(*^^*)
だから、小さい時から、あんな風にはなりたくないなぁ、、って大きくなりました。
お家でケーキを焼いて、いつも穏やかで、、と思っていたのに
娘が、亡くなった母にそっくりな性格でトホホ…
なんでやねん、、って思います(^^:)
よく育て方が悪いって言われて、、悩んだなぁ、、、
でも、娘はアスペルガー症候群だったので、育てにくいのは当然だったので
もっと小さい時に分かっていたら育て方も変わったろうに、、と思います。
発達障害について言われるようになったの、最近ですものね、、。
母が倒れて、父も亡くなり、、認知症の母がまだ家に居ることが出来た頃は
昼間は妹が介護して、夜は私が介護をするという生活。
仕事から帰ると急いで夕飯を作って母に食べさせていました。
ある日のおかずに、キュウリとちくわの酢の物を作ったら、
ちくわが嫌だと怒りだして、、
わがまま言わないで食べなさいって、私が小さい頃、怒ってたでしょ?
って言ったら、
そんな怖い事言ってごめんなさい、、と、母が泣き出して、、子供のように、、、。
少女のように泣く母を見ていると、母の嫌だった所も全部許せた気持ちになって
とても愛おしく思えました。
よしよし、、って母を抱きしめて、私も泣いたのを思い出しました。
人は、絶望の果てに、愛情の果てに愛を知るんだと思います。
(ゆしん『果てに知る』引用)
『色あせない約束』のことを書いていて、母の事を思い出しました。
「色あせない約束でした。」
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ~(拍手)
続いて17曲目は『茜色の背中』
【★茜色の背中/ゆしん(オリジナル)【フル歌詞付】ピアノ弾き語り】
http://blog.yamakashi.com/?eid=917777
(『紅い雲と 大きい背中と』歌詞&セルフライナーノーツ)
http://blog.yamakashi.com/?eid=918362
(『茜色の背中』歌詞&セルフライナーノーツ)
タイトルは違いますが、どちらも同じ曲です。
『紅い雲と 大きい背中と』音源
◆2010年3月6日発売『ゆしんのうたたち いち』収録
http://yu-shi-n.com/discography/yushinnoutatachi-1/(音源情報)
『茜色の背中』音源
◆2011年10月26日発売1stアルバム『きっと共にあるもの。』収録
http://yu-shi-n.com/discography/kittotomoniarumono/(音源情報)
◆2014年 7月13日 発売『ゆしんのらじお いち』収録
http://yu-shi-n.com/discography/yushinnoradio-1/(音源情報)
◆2016年9月9日発売2ndアルバム『僕の背中』収録
http://yu-shi-n.com/discography/bokunosenaka/(音源情報)
【【MV】ゆしん「茜色の背中」オリジナル Music Video】
この曲を初めて聴いたのは
2008年11月9日の、やまかしワンマンの日です。
https://ameblo.jp/haretaraiine2/entry-12282300764.html(ライブレポ)
この日は、やまかしの初ワンマンの日でした。
レポには書いていませんが、このワンマンを、とても楽しみにしていた方がいらっしゃって
その方がお亡くなりになられて、、、
通常、ライブでは、この曲は歌わないのですが、
その方の事を想って歌いたいので、と、お歌いならました。
この時はタイトルは無かったのですが、
『紅い雲と 大きい背中と』→『茜色の背中』となりました。
ゆしん君が『君という名の傷跡』のセルフライナーノーツで
僕の「誰かが亡くなっている曲」には、必ず、実際に亡くなっている人が、その曲の向こうに居ます
と書いていらして、、、この日の事を思い出しました。
この曲を聴くと、亡くなった父の事を思い出します。
寡黙で、とても優しい父でした。
めっちゃイケメンだったので、モテていました(笑)
知ってるオバちゃんとかに、
お宅のお父さん、面白いわね~、よくしゃべるし~
と、言われてビックリ!
あぁ、父は鬼嫁な母に怯えて、お家では、一言も話せなくなったのね、、。
可愛そうに、、、
だいたい、父には婚約者が居たのに、母が、強引に奪い取ったらしいから、本当に可哀想。。。
なんて思っていたら、私が大人になったくらいの時、、
親戚が集まる母の実家で、、誰かのお葬式だったと思います。。。
お酒を呑まない父が、珍しくお酒を呑んで酔っ払って皆の前で
「あいつはあんなんやけど、俺は麗子(母の名)を愛しているんだ~」
と、絶叫して、、、。
父は、きっと、絶望の果てに愛を知ったのだと思います(^^)
レポを書いていて、そんな事を思い出しました♪
『茜色の背中』
父と息子の、心にじーーーんと響く名曲です(^^)
「ありがとうございます。」
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ~(拍手)
色々と、思い出しちゃった、、、(ノ_・。)
「その11」に続く
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◆ゆしんオフィシャルサイト
https://ameblo.jp/haretaraiine2/entry-12314121192.html
◆「やまかし」ライブレポまとめ(2007年7月~2009年7月)
https://ameblo.jp/haretaraiine2/entry-12314119736.html
◆旧ブログ「晴れたらいいね」
http://rocktogohan.blog.shinobi.jp/