ストライクウィッチーズ アフリカの魔女
全体考察したいのですが…
濃すぎて資料が集まらん^^;



なので3回に分けて考察



今回は
ハンナ・ユスティーナ・マルセイユ(ストウィ)
ハンス・ヨハネス・マルセイユ



陸軍将校の家に生まれたマルセイユですが
実は軍隊嫌いで、
そんな彼が18歳で空軍に志願したのは
「飛行機に乗りたいから」と言う単純な理由
志願した当時は戦争の風紀が無かったのだが、
バトル・オブ・ブリテンで初陣を飾る事になる。



その評価は「素行不良」
規律違反、作戦無視の常習犯だが、
撃墜数が多く下ろすに下せなかった。



その後アフリカに転戦して才能を開花
(実はロンメルを始めアフリカ前線には左遷された厄介者が多い)
7分で6機撃墜、1ヶ月で61機撃墜と言う
航空史に残る記録を残す。



その過程で分かったのは信じられない射撃の腕である。
格闘戦に持ち込んで何もない所に発砲したら
敵機が吸い込まれるように当たったと言う列機の話がある。
(特にモーターカノンを好んで使っていたようである)



理由として彼独自に生み出した”偏差射撃”があり
「敵機が陰に隠れたら撃つ」のがコツだったらしい
(のちに米軍がコンピュータで補正する機能を作った)



戦略は垂直面での戦闘を重視
これは機体重量が軽く頑丈な構造のBf-109の得意とする所であり
機体性能を存分に発揮していたと言える



しかし、損傷も激しく、不時着も日常茶飯事
戦闘が終わったら酒びたりと不良ぶりは相変わらずであった



その最後はBf-109Gのエンジントラブルで墜落。23歳の若さだった
この時点ではハルトマンを超える撃墜数を誇っていたので、
もしも生きていたらトップエースは彼だったかもしれない・・・



現在でもアフリカには彼の墓がある。



愛機はBf-109F4/Trop



Bf-109F型はE型を全面的に見直した物
様々な特徴があるが最も特徴的なのは”モーターカノン”
これはプロペラの同直中心に砲口を付けた物で
実は液冷式では結構メジャーな兵器だったりする
(日本の空冷式は先進的で繊細なため付ける余裕が無かった)
機首に直線的に射撃できるため弾道が読みやすく
特にBf109の装備してた物は口径も大きく破壊力がすごかったため
Bf-109G2を使っていたフィンランドでも
「ブルーステルのモーターカノンがはじく装甲でもメルスは貫通した」と絶賛した



又Bf-109Gは爆発的加速が気に入らないパイロットも多く
終戦までBf-109Fで出撃したパイロットも多かった



Tropは砂漠戦用のインタークーラーを急増した物



その活躍は戦後映画になり





撃墜王 アフリカの星撃墜王 アフリカの星

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する



現在DVDで見る事が出来る(レンタルは少ないので購入を推奨)
輝かしい英雄としてではなく命令違反、酒好き、女好きと
作中ではその不良ぶりがいかんなく表現されてる
なおこの作品は本物の大戦機を使っているのも興味深い
しかしエンジンはグリフィン又はマーリンに改装されてるそうですが・・・