10秒の壁 | 今日のハラオチ

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単純に腹に落ちたことを記していくアメブロです。


先日、元COOの西條さんに、部署のマネージャー向けに
研修をしてもらいました。


ご自身の入社してからこれまでのキャリアを元に
色々なアドバイスを頂きました。


その中で、印象的だった話を紹介します。


「10秒の壁」の話です。

元々100メートルを9秒台で走ることは
不可能だと言われていました。

現に1960年6月に西ドイツのアルミン・ハリーによって
10秒0が記録されて以来、23年間も平地での10秒の壁は破られず、
1983年5月14日9秒97を記録したカール・ルイスが、
平地で9秒台を達成した最初の短距離選手となりました。

その後1980年代に待っていました!と言わんばかりに
立て続けに多くの選手が10秒の壁を破り、
1991年世界陸上競技選手権大会男子100m決勝では、
6人の選手が9秒台の自己新記録で走破し、
優勝したルイスが9秒86に世界記録を縮めるなど、
10秒の壁が破られた後の新しい世界の頂点を象徴するものとなりました。


23年間も破ることができなかった10秒の壁が
1人が9秒台を記録した途端、
続々と10秒を切る人間が出てくるという
不思議な話です。


重要なのは、皆が無理だろ、と思っていることを
はじめに可能にすること。


勝手に頭の中で限界を作らないこと。
不可能を可能にすることに本気になれば、叶う、ということ。


不可能を可能にしたときの周りに与えるイメージは
すさまじいものがあります。歴史に名を残すレベルです。


でも、そんなことができれば、安い言葉になってしまいますが
さぞかし気持ちがいいことだろうと思います。


チームサイバーエージェントは、
みんなでそんな仕事をしていきたい、と
改めて思いまして、ブログに書いてみました。


気持ちよくなる仕事がしたいです。