完全に僕の感覚的なものですが・・・
数年前と比べて年末年始の番組がつまらない気がする。
年末年始、テレビを付けながらネットに集中している人間が増えているはず。
テレビ番組のいいところは、クオリティの高さ。
「こんなところにまでお金かける必要あるの?」
「こんなところまでクオリティ追い求めているの?」
ってくらい、細部にこだわった番組制作をしているところ。
一般的に無駄だと思われるかもしれないけれど、
その無駄の中からエンターテイメントが生まれている。
とことん細部にまで演出にこだわり、時間、人、
お金をかけて制作された番組は、総合的に面白い。
逆に中途半端な制作予算で、制作された番組は、コンセプト命というか
本当に考え込まれて練りこまれた番組や、出演者の力に頼るかしか
ヒットへの道はない。
テレビ業界は、この不況でひどく影響を受けているとのこと。
今後は制作予算が更に減少していく一方だと思います。
協賛するスポンサーからのテレビに対する予算が減り、
局の判断で番組に対する予算が削減され、プロデューサーは困惑し、
今までこだわってきたクオリティをどこか妥協してくるでしょう。
我々からすると余暇の時間をインターネットが奪うことができる大きなチャンス。
でも、テレビは現在世の中に最も大きな影響を与えることができるメディア。
僕的にはテレビは引き続き、世界最強のメディアで居続ける、
ネットとテレビはユーザーが求める目的が異なるため、
競合としてではなく共存し続けると考えていました。
ただ、もしかするとテレビのコンテンツ力が弱くなれば、
我々ネットがテレビを超える時も遠くはないかもしれません。
我々アメーバも今では一般消費者へのリーチもテレビに負けないほど強くなっています。
ただ、テレビの視聴率のような曖昧な指標での結果ではなく、
明確に数字で結果が出てしまうところが逆にテレビに勝てないところなのかもしれません。
これに、多くのスポンサーが気がつき、リアルな効果を追い求めるようになれば
変わると思うんだけどな。
2009年は、ちょっとずつ変わってくる気がするので期待大です。