AVID MBox | 徒然草 RC2

AVID MBox

今日は録音機材の紹介です。


俺は普段DAWとしてProToolsを使ってんだけど、ご存知の通りProToolsはハードウェアキーのソフトなので必ず対応するハードウェアがないと動きません。
まぁコピー対策として考えたら良く出来てるけど、ユーザー側からすりゃ選択肢を奪われる訳でびみょーな気持ちになれるシステムですね( ´ω`)

んで、俺が使ってるI/Fは003Rackって奴で、



こんな感じの奴です。
買った当時としてはLE系列では最も性能が良かったのでこれを選んだんですが。


最近新しいMBoxが出ました。


まずProToolsを作っていたDigidesignという会社はAVIDって言う会社に買収されたんだけど、これまではあんまり表立ってその事をアピールして来る事はなかったんだが、この製品からは思い切り製品にAVIDって書いてありますね。
んで、HPを見ても「LogicとかCubaseでも使えるよー」ってのをものっそいアピールしてるんですよ。
あー変わったなーって普通に思いました。

ProToolsにはHDとLEって言う2つの仕組みがあって、良くレコスタとかであるのはHDです(たまに激安レコスタとかだとLEでやってるとこもあるが…さすがにアレはないだろうといつも内心思ってます…)。
どう違うかって言うと、簡単に言えばLEってのは全ての処理をPC側で行っているのに対して、HDではDSPと呼ばれる外部チップでそれぞれ演算する為に、母艦となるPCの性能に左右される事なく高品質な録音をすることができる訳ですね(レコスタとか行くと古いMacで動いてたりするのはそう言う理由)。
もちろんI/F自体の性能も違うのだけど、最も強調すべき差ってのはこの外部DSPの存在だと俺は思ってたんです。



ところが。



新しいMBoxを見てください。
何と言う事でしょう、普通にDSP搭載してますwwww
ちょっwwwwwwwwww待てwwwwwwwwwww

正確に言うと新しいMBoxはグレードが3つあるのだけど、そのうち上位2機種にはDSPが搭載されてるんですよね。
まぁもちろんHDに比べたら非力なDSPである事は間違いないんだけども(むしろそうじゃなかったらHDって何なんだって話に…wwww)、それにしてもDSPを搭載してるってのはホントにホントに羨ましいぞゴルァ!!

DSPの利点を簡単に言おう。
さっきも言ったけど、LEってのは基本的に全ての処理をPC側で行うのが基本。
なので、普通LEを使ってる状態ではPCのCPUってのは
・OSを走らせ
・ソフトウェアを走らせ
・描画されるべき画面を計算し
・波形を逐次観察し
・挿入されたプラグインを走らせて
僕らの目の前にいる訳です(実際はもっと多いですよ?)。


 と こ ろ が !


DSP搭載のI/Fを使ってると↑で書いた殆どの事がDSPに投げれるor共同作業出来る。
って事は、
・トラック数が増えたって重くならない!
・沢山プラグイン使っても固まらない!!
・レイテンシを下げても固まらない!!
等々数々のメリットを享受出来ると。

→すいません訂正します。。詳しくは最下部へ。
となると当然の疑問として、


003とどっちが良いの?


ってなりますよね?
一応メーカ側の位置付け的には003>>>MBoxのはずです。
でも003にはDSPが付いてません。
アレ?アレレ??
もしかしてMBoxの方が使い出あるんじゃない??
→んなこたない


( ´ω`)…



閑話休題。



と言う訳で、今度新しく出るMBoxはホントにヤバいぜ?って話でしたwww
→そうでもなかった…orz
最後に一応リンク張っときますね(・∀・)b
下2つがDSP搭載モデルです。











全然関係ないけどたまたま見つけたタモリさんのペット演奏もどぞw



意外と上手いですwwww



【追記】
すいません、訂正記事書きました(´・ω・`)
http://ameblo.jp/haradayukinori/entry-10687137571.html