エフェクタ紹介【phantom fx×Shun Nokina bells】その2 | 徒然草 RC2

エフェクタ紹介【phantom fx×Shun Nokina bells】その2

という訳で、実際にスタジオでBellsを試してきました(・∀・)b
環境は、

Fender Stratcaster Mod. Bridge P.U.

Providence Pec-2

Shun Nokina Design Redemptionist

phantom fx×Shun Nokina bells

MXR 10band EQ

Albit A3GP

Roland JC-120 Return

って感じです。
今日やったバンドのギターの相方との関係上、MarshallではなくJCを使ってます。

では動画をどうぞ。





如何でしたか??
デジカメのマイクの性能上ハイ落ちしてるのが残念だけど、名前の通りベルの様な鈴鳴りが確認出来たら良いかなぁと。

んで、実際に大音量で弾いてみた感想としては、やっぱりこのペダルは真空管と相性が抜群にいいって事。
逆に言えばトランジスタアンプとは少し相性が悪い。
今回はプリ部は真空管、パワー部はトランジスタと言うハイブリットな形での試奏になった訳ですが、この状態でも少しだけハイがバリバリしてしまう。
つまり、非常にハイの抜けが良いペダルだって事。
もちろんBellノブを調整する事でそこら辺は解決出来るんですけどね。
あの独特のギラギラとした美しい鈴鳴りを体感したいなら、オールチューブで行きたいとこです( ´ω`)

んでもって、このペダルの作成者戸高さんもお勧めしているのがSND Redとの組み合わせ。
多分これを勧めてくれた時の戸高さんはBells→Redの順を想定したんじゃないかなーと思うのだけど、今回は逆に繋いでます。
相性的には確実にBells→Redと繋いだ方が良いとは思うんですが、今の気分的にはBellsの退廃的な音色が凄く気持ち良いので、敢えてRed→Bellsと繋いでる訳です。
それでも動画でも言いましたが、Red特有の倍音感と低音の締まりがBellsに緊張感を与えてくれて、非常に素晴らしいサウンドになってますけどね(ちょっと動画だとハイ落ちしてる様に聞こえてるのが残念ですが(´・ω・`))。

後、家で弾いててもそうだろなーと思ってて、実際大音量で流したら確信したんだが、このペダルを最大限に生かすには是非シングルピックアップのギターで使って欲しいなと。
もちろんハムのギターでも良い音はするんだけど、この独特の廃墟感はシングルの方がより強く出ると思います。

最後に、このペダルの決定的な特徴はその圧倒的な反応性。
SNDのRedを彷彿とさせる脅威の反応性は、裏を返せば弾き手の粗がそのまま音に出ます('A`)
こんなに隠してくれない歪みペダルは初めて見ましたwwwwww
なので、初心者の人は弾いてておもろくないだろなーって思いました。
逆にシリアスにギターをやってる人達にとっては、このペダルを使うこと自体がある種のチャレンジだとも言えると思います。


と言う訳で2回に分けて紹介したBellsですが、これはホントに素晴らしいペダルだと思います。
この1年で非常に多くのオーバードライブを演奏してきましたが、その中でも飛び抜けて印象に残るペダルでした。
これはホントにゲット出来て良かった!!!
なかなか入手性は悪いけれど、もし機会があれば是非ゲットしてみて欲しい、そんなペダルです。