エフェクタ紹介【Shun Nokina Design Redemptionist】 | 徒然草 RC2

エフェクタ紹介【Shun Nokina Design Redemptionist】

久々のこのシリーズ。
今回紹介するのは新進気鋭のビルダーShun Nokina DesignのRedemptionist(通称Red)です。
贖罪者(救済者)って言う名前を付けられたこのペダル。
果たしておいらの物欲まで救済してくれるのかwww

実はこのペダル、今日の昼前くらいに届いたんですよ。
でもね、おいらはその直後スタジオがあってすぐに家を出なきゃ行かなかったんです。
せっかく新しいペダルが届いたのに試せない。。
めちゃくちゃ後ろ髪引かれる思いで家を後にしたのは言うまでもなくwww

んで、帰って来て着替えもせず早速試してみたんですが。
気付けば数時間経ってたって言うwwww

まぁコレだけでこのペダルが良いペダルだってのは分かる気もするけれど、その数時間で感じた事をつらつらと書いてみようかなと思います。


とりあえず現品はこちら。

$徒然草 RC2

SNDお得意の最小サイズの筐体に4ノブと言う恐ろしい仕様になってます。
一体どうやって詰め込んだんだろ。。

このRedはいわゆる歪み系ペダル。
だけど歪み量のレンジが物凄く広い。
公称では「ブースターからオーバードライブ、ディストーションまで」って事になってます。
でも俺が試した感じだと、ディストーションって言う感じではなかったかな。
俺の中での分類として、

オーバードライブ→アンプライクな歪み(中域中心)
ディストーション→アンプライクでない歪み(高域低域中心)

って感じなんですが、このペダルはあくまでオーバードライブの延長上に歪みが増えていく感じなので、俺個人としてはディストーションというよりはオーバードライブペダルなのかなと。
ただ、一般的なオーバードライブペダルと比べるとはかなり歪む方なので、ザクザクしたリフとかでも余裕でいけます。


コントロールは4つ。
左上がレベル、右上がゲイン、左下がトレブルコントロールで、右下がローカット。
これらを組み合わせて音作りをしていく訳です。

こうして書いてみて気付いたんだけど、トーンコントロールが不思議ですよね。
でも触ってみると分かるのは、確かにそのままの音ではちょっとローがファット過ぎる感がある。
なので、ローカットは凄く欲しくなる所。
んで、歪みの質によって抜けが変わるのでトレブルコントロールもあったら便利だよね的な。

これらのコントロールはそこまで激しく音が変わる訳ではないんですが、けれど確実にサウンドの印象に大きな影響を及ぼす部分でもあり。
俺個人の好みでは歪み量を増すにつれてローカット、トレブルコントロールも増す様な感じでセッティングすると抜けも良く、またアンサンブルの中でも団子にならずに良いのかなぁって感じでした。
まぁリードだけ取る人なら、ローカットはそこまで必要ないかも知れんけどね。
うちみたいに楽器が多い上にギターが2本いる様なバンドにはローカットは非常に有用だと思います。


んで、ゲインコントロールなんだけど、これはさっき言った通りかなりレンジが広くて。
7時~10時、10時~12時、12時~3時、3時~5時で全くキャラが変わる。
それぞれをざっくり言うと、

7時~10時→ブースター的
10時~12時→クランチ~オーバードライブ
12時~3時→オーバードライブ~激しいオーバードライブ
3時~5時→激しいオーバードライブ

って感じかな。
良く出来てるなぁと思うのは、ゲインをMAXにしても全然音が潰れなくて。
歪みの増す方向性として多少のコンプ感と大量のサスティーンって感じ。
何て言うんだろうなぁ、方向性として言えばBoss MetalZoneの真逆と言うかwww
結構歪んでるのにピッキングのニュアンスは死なない。
そんな感じ。



とまぁ、かなり駆け足でREDを紹介して来た訳ですが。
俺はこのペダルをディストーションに使おうと思って買ったので、その意味で言えば本来の目論見とはちょっと外れた感はあるんです。
けれど、これはホントに良く出来たペダルだと思う。
音のスムースさと艶はこのペダルは極上だと言えるかと。

まぁ確かに決して安いペダルではないですけどね。
でも下手に数個ペダル買っては後悔するくらいなら、これ1個買えば良いんじゃないかなって思う。
それ位良く出来たペダルだと思います。



まだ爆音で鳴らした訳ではないので、正確なレビューにはならんかもしれんがwww
数時間の演奏を終えて、興奮冷めやらぬ状態で書きたかったんだよwwww
スタジオでこのペダルを鳴らすのがホント楽しみです(・∀・)♪


と言う訳で、またREDと戯れに行ってきますwwwwwww