死ぬときに後悔すること25 | インディペンデントで行ってみよう!

死ぬときに後悔すること25

 
インディペンデントで行ってみよう!『私は如何にして転職するのをやめて独立を志向するようになったか』-sinutokinokoukai
  

 
タイトルに惹かれて手にしました。


現時点でも多くの後悔がありますが


これ以上の後悔はなるべく少なくしたい。


そしてこの世を去るときは


できるだけ少ない後悔にとどめたい。


もし満足の笑みを浮かべて死ねるなら


それは願ってもない幸福な状況です。



死ぬときに後悔することを考えるというのは


一種の「メメント・モリ」だと思います。


メメント・モリ/藤原 新也
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メメント・モリとは


常に死を想って生きるということ。


自殺願望ではなくて


はかない命、いつ終わるともしれないので


死ぬときに後悔しないように


充実した毎日を送りなさいということです。



この書で取り上げられている後悔の中で


私にとって一番胸に刺さったのは


全力を出さなかった後悔というものです。



しない後悔よりした後悔の方が後悔は少ないと言います。


確かにそうで私の後悔もしなかった後悔が多い。


しかしした後悔も、中途半端だったものはやはり後悔が残ります。


なぜあのとき全力を尽くさなかったのか


これは尾を引く後悔なので


今後は少なくとも力を惜しんだ後悔は少なくしたいと思います。



この本を読んで救われたのは


会社員のまま終わって


自分の力を試すチャレンジをしなかった後悔をする人が多いという事実で


この部分に関しては


私の独立がこの先どういうことになるかはわかりませんが


少なくとも「しない後悔」だけは感じなくて済みそうです。


自分なりにリスクをとってチャレンジした。


不安な毎日にあっても


チャレンジを後悔することは全くありません。


「馬鹿じゃなかろうか」と思われようと


自分なりにしたいことにチャレンジした。


これだけは後悔せずに済みそうです。



あと備忘的なことですが


仮に植物状態になったとき


どういう処置を望むかは親しい人に告げておくべきとありました。


不慮の事故や病気で


植物状態になったとき


治る見込みがなければ私は延命を望みません。


意識がないままに


周りに迷惑をかけながらの延命は望むことではないので


これだけは文書で残しておきたい。


そして死んだあとは肉体は献体していい。


私は人間の実存在は魂にあり


肉体は単なる乗り物(ヴィークル)と考えているので


死んだあとの臓器が役に立つのであれば


使ってもらって一向に構わない。


これも自分の意思を明らかにするために文書で残しておくべきでしょう。

 

死ぬときに後悔すること25―1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた/大津 秀一
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