転職回数のハンデをどう乗り越えるか | インディペンデントで行ってみよう!

転職回数のハンデをどう乗り越えるか


インディペンデントで行ってみよう!『私は如何にして転職するのをやめて独立を志向するようになったか』-epitaf



転職活動において、3回以上の転職回数は大きなハンデです。


私は5回転職していますが


3回以上転職している人は受け付けないと


書類選考にさえ臨めなかったことがあります。



そして私自身も採用する立場にあったときは


転職回数の多い人は、書類選考で落としていました。


自分もそうでありながら


選ぶ立場になると


多い転職回数は、足切りの基準にしやすいのです。



従ってこのハンデを乗り越えるのは容易ではありません。


国によっては転職回数を問わない国もあるようですが


日本では通じません。


消せない過去だけに


このハンデをカバーしないと面接にも進めないということになります。



考えられる対応としては



(1)職務経歴書の冒頭に、多い転職回数には、それなりに正当な理由があることを付記する。


  但し、弁解がましく長々と説明すると逆効果になるので、端的に書きます。


  そして勝負の場を面接に持ち込み、面接の場で理解を求めるかたちにします。



(2)職務経歴の構成を求人内容の職歴、スキル中心に書き換えることです。


  この人は転職が多くてちょっと問題がありそうだが、経験やスキルは条件を満たしている。


  とりあえず会って見るかと


  ここまで持ちこめるように、職歴、スキルが目につくように構成を考えることです。



(3)紹介会社経由の場合は、担当者の理解をよく求めておくことです。


  書類選考時点で、口頭で説明可能なのは担当者だけです。


  その担当者が事情をよく理解しておいてくれなくては、応募先に伝わるはずもありません。


  担当者に事務的に処理されないように、念押しして理解を求めておきましょう。



諸事情があって転職回数が多い人はこの方法で対応するしかありませんが


まだ転職回数の少ない人は、多くならないように


入社を決めるときは慎重の上にも慎重を期して


短期でやめることのないように心がけるべきです。


多い転職回数は、よほど突出した経歴やスキルでもない限り


ことさら重いハンデになるものです。