面接は「お見合い」
昨日も面接を受けてきました。
面接の勘がだいぶ戻ってきたせいか、このところそこそこの手ごたえは感じています。
先日の会社といい今日の会社といい
いずれも質問でストレス耐性を確認されました。
どうも両社ともに経営者が強烈な性格のようで、下の者が相当のストレス下にあるようです。
採用してすぐ辞められてもかなわないのでストレス耐性を確認しているのでしょう。
今日の面接官は二人でしたが
一人など終始表情がこわばったままで
私が見る限り日常的にストレス下にあるような気がしました。
「そんな会社には行きたくないなぁ」
生活のためとはいえ、何が面白くてそういう勤めをしているのか
話が横にそれましたが
このところの面接結果がいいのは
仕事の実績や能力の説明の前に
「一緒に働ける人間ですよ」「おかしな人間ではありませんよ」「ご期待にそう人間ですよ」
というアプローチを前面に出しているせいだと思います。
詰まるところ私のような年齢で面接に赴く場合
一緒に働く人、接触の機会が多い人が面接に出てくるケースが多いので
一番大事なことは、「一緒に働ける親しみやすい人間、冗談だって通じるし、空気も読める人間」
という訴求が大事です。
それが功を奏しているのでしょう。
面接は「お見合い」だと言う所以です。
釣り書に相当する職務経歴書は事前に送付してあるのですから
読み込みさえすれば、何ができる人間かは推測がつくはずです。
求人の仕事内容に合致した人間という判断があったからこそ
面接の機会が提供されているわけで、実績や能力の説明は補足的な確認です。
それよりも会社固有の事情、背景を説明した上で
一緒に働ける人間かどうか
これが確認されているのだと思います。
見合いでいえば、釣り書で関心を持った候補者に
実際に会ってみて、一緒に生活していくことができそうな人かどうか判断する。
採用の面接で行われていることも基本的には同じということです。