ファンのコミュティーを作ろう!~G・デッドに学べ その3~ | ロックな税理士 原 眞人の「プロ社長を目指せ!」 伊豆夢(イズム)の日記

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ロックと聖書でマーケティングを語る、ロックな税理士 原 眞人の伊東市から発信する中小零細企業の社長のための、「経営」「財務」「税務」のお役立ち情報です。

おはようございます。伊東市・中小企業元気アドバイザー、

伊豆夢(イズム)こと

ロックな税理士、原 眞人(ハラマサト)です。


■ファンのコミュティーを作ろう!~G・デッドに学べ その3~

グレイトフルデッドのライブは彼らの音楽を体験するのが

第一の楽しみだけれど、もうひとつの楽しみは

デッドのライブで知り合い友人になった人たちとの再会だ。

久しぶりに再会した友人とビールを飲みながら近況を

報告し合う。

フレンドリーなデッドヘッズは出会ったばかりでも

すぐに仲良くなれる。

グレイトフルデッドのファンという共通項が

強い求心力となっている。

グレイトフルデッドを中心にしたコミュティー

それがデッドヘッズ

デッドヘッズが出来たきっかけは1971年から始めた会報だ。

その年に発売されたアルバムに次のような案内をいれた。


「デッド・フリークよ団結せよ!

 君は誰なんだ?

 君はどこにいるんだ?

 君の名前と住所を教えてくれたら、バンドの情報をいつでも
 
 通知するよ」



こうして集まったファンの名前と住所に

バンドのツアーの日程やデッドのファミリー(デッドのメンバーは

もちろんメンバーのソロ活動、ツアー・クルーや事務所のスタッフ

も含めた)の近況を知らせる会報が年に何度か送られた。


この会報によりライブでファン同士が結びつき

ファンのコミュティーが構築されていった。

このファンのコミュティーがやがて

デッド・ヘッズとよばれるようになった。


ファンのコミュティーは音楽以上の意味を持ち始めた。

コミュティーのメンバーとともに成長し

デッドの音楽と精神を共有し、強い絆で結ばれていった。


SNSなど一切ない、この時代にファン同士のコミュティーを

作り上げ、その一員であることの誇りが

グレイトフルデッドへの忠誠心となり

関係性は揺るぎのないものになっていった。



ライブ会場で踊り明かすデッドヘッズのことをスピナーズという


ニュースレターはデッドが発行した会報に相当する。

ニュースレターに記載する内容は

あなたやあなたのお店のスタッフの近況や趣味のことを

記載しよう!

お客さんにあなたたちのことを良く知ってもらうことが

大事なんです。

そして、お客さん同士が交流できる場を年に数回

設けよう!

デッドのライブ会場のようにお客さんが再会し

近況を報告しあえるような場になったら最高だ。


こうやってお客さんのコミュティーを構築することは

あなたのお店とお客さんとの関係をより強くしていく。


あなたとお客さんという縦の関係にお客さん同士の横の関係が

加わることによって、縦横の関係になり絆が強固なもの

に変容していく。


「デッド・フリークよ団結せよ!」

とグレイトフルデッドはファンに呼び掛けた。



グレイトフルデッドが教えてくれた。

ファン(お客さん)のコミュティーを作ろう!

そのコミュティーがあなたのお店とお客さんとの関係を強め

深め、揺るぎないものにしてくれる。



大事なことは、いつも聖書とロックが教えてくれた。


ラヴ&ピースKeep on Rock’n


今日も楽しく、誇りをもって行こう