英語指導も本質的なことは同じ | 【nanacoおばさんの誰でも英会話♪】

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お久しぶりです!


先日、やっと確定申告が終わって、ホッとした気分に浸っております(^_^)


毎年のことながら、結局、期限ギリギリに提出です(^^ゞ


ここのところ、個別で何人かの現在英会話を勉強中の方々とお話し

いたしました。


全員、英語のネイティブスピーカーの先生から、英会話スクール、

あるいは、最近流行りのスカイプで英会話レッスンを受けている

方々です。


その中で目立った感想が、「簡単な英語でのやりとりは出来るよう

なったけど、まだまだ分からない箇所がいっぱいある。それに

対して満足のいく説明が得られず不満を感じるというものでした。


「満足のいく説明が得られない」という点に関して、少し掘り下げて

聞いてみると、およそ次の2つの原因に絞り込めました。


①生徒側が、自分の疑問点を英語で的確に伝えられない。

②生徒の質問に対して、講師がちゃんと説明できない。


①に関しては、「なるほど」と思いながらも、生徒側が引き続き

勉強するしかないので、仕方ないとして(笑)・・・、②に関しては、

色々と考えさせられるものがありました・・・。


私が思うに、②の場合、必ずしも講師側が説明に手抜きをしている

とか、そういうことではないと思うんです(・ω・)


確かに、分かりやすい説明が得意な講師と、説明がうまくない講師は

いるのですが・・・、


②の問題は、日本人に英語を教えている多くの英語講師に、少な

からず、起きえる問題なような気がします。


どいうことかというと、講師は、英語のネイティブスピーカーなので、

日本人が英語に対して感じる疑問点を、あまりよく理解できないん

ですね。


彼らは小さい時から英語で生活していたので、もうすでに英語に

慣れ過ぎているぐらい慣れてしまっているのです。


だから、彼らが日常的に使っている言葉に対して、今さら日本人から

質問をされても、うまく答えられないのだと思います(・ω・)/



話はちょっと変わりますが、私は大学生の頃、アルバイトでカナダ人

の女性に日本語の家庭教師をしていました・・・。


最初は、日本語は私にとって母国語なので、何とかなるだろうと、

タカをくくっていたんです(^_^;)


でも、実際は大間違い!

毎回毎回、頭を抱え込んでしまうような質問の連発でした(TωT)


「なんで、数字を、イチ、ニー、サンと言ったり、ひとつ、ふたつ、

みっつと言ったりするのか?」


「数字の9は、キュウと言ったり、クと言ったりするが、その使い分け

の基準は?」



「『お湯を沸かす』という表現は間違っているのではないか?水を

沸かしてお湯になるので、本来は『お水を沸かす』または『お湯を

つくる』という言い方の方が正しいのではないか?」


などなど(´□`。)


もう、どう答えていいのか分からないんですよね・・・(><;)


結局、「それはそのまま覚えて」とか「日本語ではそう言うの!」とか

答えるしかなかったんです・・・。


もちろん、相手は不満顔です(><;)



これと同じことが、英語が母国語の人たちに起きたら、やっぱり

生徒側(日本人)の質問に、満足のいく答えをすることができずに

「それはそのまま覚えて」とか「英語ではそう言う風に言うんです」

とか答えるしかないのだと思います(・_・;)


実は、私も、生徒さんの質問内容によっては、やはり、「それは

そのまま覚えてください」とか「英語ではそういう風に言うんです」と

答える時があります。


でも、不思議と、生徒さんが露骨に不満な表情を見せることは

殆どないんです(・ω・)


まぁ、生徒さんの方でも、いざとなったら私に日本語で徹底的に

聞けるという安心感があるのかもしれません。


ただ、私としては、日本語で聞かれようと、これ以上説明できない

ものはできないので、示す答えは同じです。


にもかかわらず、露骨な不満顔をされないのは・・・、多分・・・、


私も生徒さんと同じく日本人なので、生徒さんが疑問に感じる箇所

よく理解でき、彼らの「分からない、腑に落ちない」という気持ちに同調

できるからのような気がします。


でも、英語のネイティブスピーカーの方たちは、日本人が疑問に

感じる点に同調できないのだと思います。


彼らは、日本人が疑問に感じる箇所に、疑問すら抱くことがなく、

ただ「当たり前のこと」「取るに足りない疑問点」としか見えないのだ

と思います。


なので、なかなか日本人の「疑問に感じる心」に同調できない

しょうね。


しかし、生徒側(日本人側)としては、彼らのそういう態度や表情を見て、

「軽く扱われた」とか「説明が面倒なので逃げられた」ような気分になり、

不満に感じるのだと思います。


ということは、突き詰めて言えば・・・、


生徒側としては、勿論、疑問箇所をきちんと納得がいくまで、講師に

説明してもらいたいと望んでいるけど、もし、それが叶わない場合は、

少なくても、「分からないと感じている状態」を理解してほしいと思って

いるのだと思います(・ω・)/


そのことを踏まえ、私が以前にカナダ人女性に日本語を教えていた時

のことを思い起こすと・・・、正直、当時の私は彼女の「分からないと

感じている心」に、あまり同調できてなかったのだと思います・・・(><;)


今、思えば、彼女の露骨な不満顔の理由が分かる気がします。


先ほども例に挙げたように、彼女の質問は、日本語が母国語の私から

見れば、あまりにも当たり前すぎる、ともすれば、取るに足りない、または、

そんなことを考えたこともないような疑問だったので、どうしても同調でき

なかったんですね・・・。



やはり、言語の指導も、他のビジネスや人間関係と同様に、相手は

感情をもった人間だということを、常に心に留めておかなければ

ならないんですね。


今さらながらに、本質的なことが見えた気がしました。



今後、スカイプなどを通して、英会話の授業をしようと思っています。


その際、この点を絶対に忘れないようなレッスンにしていこうと思って

います。


また、近日中に書きます♪


ではでは(^o^)


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