昨日届いた本ですが、普段使い慣れない言葉が多いのでなかなか読み進められず、途中からパラパラと興味のあるページを呼んでみたり(笑)

 

その中で、目に留まったのがタイトルにもある愛情もエピゲノムに記憶されるということ。

ラットの実験で、出産後母親から毛づくろいを十分受けた仔は、世話を

受けなかった仔よりも成熟したあとでも心配性ではなく、ストレスに耐えられるらしい。

 

子どものときに受けた愛情が、脳のエピゲノムに記憶されて、それが行動に影響を与えている可能性があるということらしいです。

 

動物でも世話をよくする母親と全く世話をしない母親がいるのは、小さい頃のエピゲノムに印づけされたことが関係しているのだとか。

 

そういう視点でみると、生後まだわずかなうちに親から引き離されペットショップに並んでいる仔犬にいわゆる問題行動と呼ばれることが多かったりすることも納得がいくような気がする。

(必ずしもそうとは限らないし、問題行動は飼い主さん側の視点ですからね)

 

分離不安とかはもしかしたら、そういうことも関係しているのかな?なんて思いました。

 

でも!昨日も書きましたが、エピゲノムは環境や栄養で変化していくのです。

飼い主さんがたくさんの愛情を注いでいけばきっと変わるのかもしれないですね。

(愛情と言っても、ただ単に可愛がるということではなく、健康管理も含めて・・のことです)

 

 

 

我が家の坊ちゃんは3頭生まれたうちの唯一の男の子で、ブリーダーさんのところにいるときから『やんちゃ』のお墨付きでした。

2ヵ月までは親きょうだいと過ごし、我が家にきたわけですが、やんちゃに育つようにエピゲノムに印がつけられているのかどうかは知りませんが、もうすぐ10歳になろうというのにずっとやんちゃなままです(笑)

 

我が家にきてから、そのやんちゃぶりにたくさん笑わせてもらっている飼い主でした( ̄m ̄〃)