忙しい時に限って、子どもが言うんです。
「ママ、見て~~~」。
こんなときは、すぐに見に行ってあげましょう。
子どもに呼ばれるときって、
お皿洗いの途中だったり、
お風呂掃除のさいちゅうだったり、
コロッケ揚げてるときだったり、
しますよね。
見てあげるのは、
2秒でOK、
20秒でなくていい。
原坂一郎さんは、そうおっしゃっていましたよ。
私もそう思います。
「ママ~」って言われたときに、
まったく子どものところに行くこともしないのと、
数秒でも実際に子どものできたことを見るのとでは、
大きな違いがあります。
子どもは、ただ見てほしいだけ、それだけです。
積み木ががいつもより1段多く積み上げられたら、
大好きなぞうさんの絵が描けたら、
服のボタンがひとつ留められたら、
ソックスがピンとはけたら、
世界で一番大好きなママに見てもらいたい。
ママにできたことを分かってもらいたい。
ただただ、ボク・ワタシのことを見てほしい。
そんな子どもの思いに、
たった数秒で応えるだけで、
子どもの心はとっても満たされますよね。
1日数秒の積み重ねが、
子どもが大きくなったとき、
「いっつも、ママは見てくれた」になっていくんですね。
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市川弘美
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