ただいま、コレクション整理中。コレクター人生の原点は。 | ミールトイコレクターのキャンディガレージライフ

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海外の食品系グッズを集めてハッピーガレージング!
仕事は住宅・ガレージのコンサル/プロデュースと雑誌ライター。
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小学生の頃から何でも集めるクセがあったので
モノをとっておくこと、
そしてキレイにしまっておくことは
さほど日常的というか
特別なことでもありませんでした。

その集める=コレクトする行為は
小6から中学生になった時、
沖縄が日本へ変換された1972年
空前の切手ブームと重なり、
ボクもその影響を受けて
紙モノコレクターの仲間入り。

中学時代はアイドルも好きでしたが
集める対象となった切手に相当ハマりました。

まぁ、外に出てスポーツするような
活発なタイプではなかったので
家にこもり、切手を眺めている少年でした。

少しさかのぼりますが、
小学時代はレゴにハマっていて
そのときに発売されていた
レゴの街シリーズは
そのほとんどを集めていました。

毎日のように箱から出しては
造り、遊んだ後はブロックをひとつずつ壊して
また箱にきれいに戻す。
汚れないようにパーツをハンカチなどで拭く
という行為を日々繰り返していました。

そのモデルのパッケージはいつもキレイに
買った時のまま保存するのが当たり前。
という性格の持ち主なので
おもちゃや当時のミニカーもすべて
箱入りの状態で持っていました。

コレクター人生の中で一番の失態が
このレゴです。
中学になると切手に集中したので
レゴはそのまま大学生になるまで
家に保管されていたのですが、
学生時代、バイトでお世話になる
喫茶店のマスターの実家へ遊びで泊りに行ったとき
そこのお子様がちょうど幼稚園児でした。

その子が家でレゴで遊んでいたんですね。
ボクは結構気前良く降り舞う方なので
その子に、じゃ~ボクアが使っていたレゴを
全部君にあげるね。。。と言ってしまい、
当時持っていた1970年から72年にかけ
発売されていたレゴタウンシリーズの家やクルマ
すべてパッケージ付のミントの状態を全30箱を
ただであげてしまったのです。

後に1990年代、自分がオモチャコレクターと
なったときに、その相場を知ってがっかり。
すご~く惜しい経験をしました。
今の価値で言ったら、40~50万円相当です。

まぁ、その時はそう思わなかったんだから
仕方ないし、そう言うものですよね。
その子が喜んでくれれば良いと思ったんだから
あきらめていますが。。。でもね、思い出すと
すご~く心が痛みます。

どちらかというと、損した気分というより
そんな大事なモノ
(そのレゴに育てられたという意味)を
簡単に手放してしまった。。。という行為が
悔やまれるのです。

それがあったから、今の自分があるわけですから
その過程の思い出の品を流出したのは
まずかったですね。
自分の一部分が失われたような気持ちです。
(´_`。)

話しがずいぶん脱線しましたが
モノを大事にすること、それは当たり前です。
乱暴に扱う人や粗末にする人は
個人的に好きではありません。

日々、使うものや遊ぶものすべてに
こだわりがあります。
こうした気持ちが「想い」へ変わり
なかなか捨てられなくなり、
保存する、そしてどんどん溜まって行く訳です。

モノを処分するのは
それなりに気持ちの整理が必要で、
簡単に考える人には判らないかもしれませんが
それなりの心の葛藤があるのです。

今、ボクは部屋の中でその葛藤と戦っています。
(・_・;)