「アヌンナキとシュメール文明」
http://ameblo.jp/happylife3749/entry-12247188046.html
「文明のスピン」
http://s.ameblo.jp/happylife3749/entry-12247886652.html
「イナンナとドゥムジ」
http://ameblo.jp/happylife3749/entry-12248209635.html
の続きです。
惑星ニビルから地球に金を採掘に来た
プレアデス星人アヌ一族(アヌンナキ)のお話です。
イナンナとは、古代バビロニアでは「イシュタール」
あるいは、翼を持つ「バードゴデス」や「リリス」
古代ギリシャでは「アフロディーテ」や「アテナ」
古代ローマ時代には女神「ヴィーナス」と呼ばれている
愛の女神であり、また勇ましい女神戦士でもありました。
アヌンナキの寿命は、地球人よりはるかに長い。
ニビルの1シャルは、地球の3600年に相当する。
アヌ一族の平均寿命は、100シャル以上。
そんな不老不死状態の長い人生で、
彼らは自由に恋愛を楽しんでいました。
さて、そんなエンリルの孫イナンナと
エンキの息子ドゥムジの愛の結末はいかに…?
こちらの情報から抜粋します。
http://www.project-vega.org/2014/03/11.html?m=1
~ドゥムジの死~
習慣として、イナンナに香水をつけ衣服を着せるためドゥムジの姉妹が送られた。ゲシュティナンナが、義理の姉妹となるべき彼女の名前だった。
イナンナは心に浮かんだこと、ドゥムジとの将来について、彼女に話した。
「偉大な国家の夢を私は抱いています。ドゥムジは偉大なアヌンナキとしてそこで立ち上がるでしょう。私達は皇子の地位を分かち合い、反乱する国家があれば一緒に鎮圧します。私はドゥムジに状況を報告し、国を正しく導きます!」
イナンナの支配と栄光の夢が、ゲシュティナンナにより彼女の兄マルドゥクに報告された。イナンナの野心はマルドゥクの心を動揺させ、彼はゲシュティナンナに秘密の計画を告げた。ゲシュティナンナは、兄弟ドゥムジの所、羊飼いたちが住んでいる所へ行った。美しく着飾り香水をつけた彼女は、兄弟ドゥムジに次のように言った。
「あなたの若い妻と抱擁しながら眠りに入る前に、あなたは姉妹を通して合法的な継承者を得なければなりません!イナンナの息子は継承権への資格を得るべきではありません、あなたのお母様の膝の上では彼は育てられないでしょう!」
彼女は彼の手を自分の手の中に置き、彼の体に自分の体を押し付けた。
「弟よ(又は兄さん)、私はあなたと一緒に寝ます。花婿よ、あなたにより私達はエンキの仲間をもうけます」
高貴な子孫を自分の胎(たい)からもうけるため、ゲシュティナンナはドゥムジにそう囁いた。ドゥムジは彼女の胎に精液を注いだ。彼女に愛撫されながら彼は眠りに落ちた。夜中ドゥムジは夢を見た。死の前兆を彼は見た。夢の中で7人の強盗が彼の住居に侵入するのを彼は見た。「主人が我々をあなたのもとへ送った。」
彼らは言った。
「彼らは彼の雌羊を追い出し、子羊や子山羊も追い払った。彼らは彼の頭から領主のかぶりものを剥ぎ取り、王の衣服を彼の体から引き裂いた。彼らは羊飼い用の杖を折り、台の上に載っていたコップを投げ捨てた。裸で素足の彼を彼らは捕まえ、鎖で彼の手を縛った。“皇子の鳥と鷹”の名に誓い、彼らは彼を殺すため置き去りにした』
驚き狼狽したドゥムジは真夜中に目を覚まし、ゲシュティナンナにその夢について話した。
「それは余りいい夢ではありません」
ゲシュティナンナは心を乱しているドゥムジに言った。
「あなたが私を強姦(ごうかん)したと言ってマルドゥクはあなたを非難し、彼はあなたを逮捕するために悪の密使を送るでしょう。彼はあなたを審理し、はずかしめるよう命令するでしょう、エンリル一門との連絡係を断ち切るために。」
ドゥムジは傷ついた獣のように唸り声を上げ、「裏切り者!裏切り者!」と叫んだ。
イナンナの兄弟ウトゥ(ウツ)に、「助けてくれ!」とメッセージを送った。魔よけのために父エンキの名前を彼は唱えた。「蛇の砂漠」とも呼ばれるエムッシュ砂漠を通って、ドゥムジは逃げた。悪人たちから身を隠すため彼は大きい滝のある場所へ向かって走った。水がほとばしっている所の岩は滑らかで滑りやすく、ドゥムジはそれに足を滑らせて落ちた。急流は魂の抜けた彼の体を白い泡の中に飲み込んだ。
~エンキの苦悩~
魂の抜けたドゥムジの体を大きい湖(ビクトリア湖)からニナガルが引き上げると、その体は下の方のアブズ(アフリカ南端)にあるネルガルとエレシュキガルの住居へ運ばれた。
エンキの息子ドゥムジの死体は、石板の上に置かれた。その出来事についてメッセージがエンキへ送られると、エンキは服を引きちぎり、額に灰をかけ、「息子よ!息子よ!」と、彼はドゥムジのために嘆き悲しんだ。
「どういう罪の故にこういう罰を私は受けるのか?」彼は声を張り上げて尋ねた。
「私がニビルから地球へやって来たとき、私の名前はエア、「水を家とする者」だった。天の戦車の推進力を私は水から得、そして海に着水した。それから大津波により地球は飲み込まれ、孫のアサル(オシリス)は海で溺れ、今ドゥムジは水で命を落とした。私は全てのことを、正しい目的を持って行った。どうして私は罰せられるのか、どうして運命は私を見捨てるのか?」
そうエンキは嘆き悲しんだ。ゲシュティナンナから事の真相を聞いたとき、エンキの苦悩はさらに増した。
「長子マルドゥクもその行為により苦しむようになる。」
“下の方のアブズ”にあるネルガルとエレシュキガルの住まいに遺体が運び込まれたので、冥界は下の方にある、あるいは天に対して地の底にあると考えられるようになった。それが、後に天国と地獄というような概念へと変貌した。
〜イナンナの冥界下りと"復活"〜
ドゥムジの死に、イナンナ(イルニンニ)は悲しみに明け暮れた。彼女は遺体が安置され、姉のいる“下の方のアブズ”に急ぎ、遺体を埋葬するために引き取りに行った。彼女の姉はイナンナ(イルニンニ)の到着を知ると、常道を外れた企みがあるのでは、と疑った。そのため、7つの門毎に、イナンナ(イルニンニ)は装具と武器を1つずつ取り上げられた。そして、エレシュキガルの前に、衣服を脱がされて無力で引き出され、ドゥムジの兄ネルガルによって世継ぎを得ようと企んでいた、と糾弾された。その思いに取り憑かれたエレシュキガルはイナンナ(イルニンニ)の説明に耳を貸さず、自分の高官ナムタルに、6つの病気を解き放つよう命じた。
イナンナ(イルニンニ)がいなくなったことを、彼女の両親は心配した。ナンナルがエンリルに事情を知らせ、エンリルがエンキにメッセージを送った。エンキはネルガルから、何が起こったのかを聞いた。エンキはアブズの粘土で、血を持たず、死の光線によって傷を受けない2人の宇宙人グレイの密使を形作り、彼らをエレシュキガルの下に送った。
彼らがエレシュキガルの前に現れると、彼女は彼らの容貌にとまどった。「お前たちはアヌンナキか、それとも地球人か?」
ナムタルが魔法の電力の武器を向けたが、2人の密使は傷つかなかった。ナムタルは彼らをイナンナ(イルニンニ)のところへ連れて行った。彼女は杭に吊るされていた。密使たちは“プルセル”と“エミッテル”を向け、「生命の水」を彼女に降り掛け、「生命の植物」を彼女の口に入れた。すると、イナンナ(イルニンニ)は動き出し、蘇った。
2人の密使がイナンナ(イルニンニ)を連れ戻そうとしていると、彼女はドゥムジの遺体を一緒に運んでいくよう指示した。そして、取り上げられた装具と武器は戻された。ドゥムジの住まいだった場所に遺体は運ばれ、真水で洗われ、香(かぐわ)しい油が塗られ、赤い経帷子(きょうかたびら:故人に施される衣装)が着せられ、ラピスラズリの厚板の上に安置された。それから、彼を眠りに就かせる場所を岩に掘り出した。そこで“眠りから覚める日”を待つために。
これは色々な神話の冥界下りそのもので、しかも、イエスの話そのものである。神宮に十字架が無かったら、イエスの逸話はこれを基に創った創作、と言えてしまう。そしてイナンナ(イルニンニ)のシンボルは金星で、イエスも明けの明星である。そして、両者とも木に吊るされて死んで、復活した。だから、この木がまさしく「生命の樹」である。
そして、ドゥムジの遺体には赤い経帷子(きょうかたびら)が着せられた。経帷子(きょうかたびら)とは、一般的に仏教における白い死装束(しにしょうぞく)のことだが、マタイ福音書の中では、イエスが赤い外套(がいとう:英語でオーバーコート)を着せられ、茨(いばら)の冠を被せられ、葦(あし)の鞭(むち)で打たれた、とある。それから、ドゥムジの遺体は“眠りから覚める日”を待つために洞窟の横穴に葬られたが、イエスは処刑後に洞窟の横穴に葬られ、3日後に復活した。このように、イナンナ(イルニンニ)とドゥムジの物語には、イエスの象徴が多くある。伊勢神宮に聖十字架が安置され、日本が千数百年にわたって秘守してきたという“事実”があるが、それを知らなければ、イエスの話は創作である、と断定できてしまうほどの内容である。
また7つの門毎に、イナンナ(イルニンニ)が装具と武器を1つずつ取り上げられたのは、インドの7つのチャクラと関係がある。インダス文明の創造神はイナンナ(イルニンニ)である。「生命の樹」は7段階に区分できる。一番下の段階は“精神の地獄”で、至高世界、中高世界、下層世界の三界には含めないので、7段階となる。7段階目を脱ぎ終えて冥界の女王の前に立っていることは、7段階を経て“精神の地獄=冥界”に達した、ということである。“復活”とは、カバラ的には「生命の樹」を上昇していくことに他ならない。
そして、この「生命の水」こそが御神水の根源で、水が神聖視されるのである。イナンナ(イルニンニ)が掛けられて復活した木は「生命の樹」と見なせ、そこに「生命の水」を灌(そそ)ぐという形。この水はエンキが遣(つか)わしたから、洗礼の水でもある。これは更にデフォルメされ、鷲(わし)人間が「生命の樹」に水をやる図として描かれている。
この図の「生命の樹」はナツメヤシである。中東では古来から、ナツメヤシが「生命の樹」と言われてきた。実は栄養豊富で、種子から取れる油は石鹸や化粧品として、葉は帽子や敷物、仕切り布、籠(かご)、団扇(うちわ)などに、幹は建材や燃料として用いられ、中東では欠かせない植物である。
特にナツメヤシの葉はキリスト教での「シュロの主日」で使用される。これは復活祭の1週間前の日曜日で、イエス・キリスト受難直前の、エルサレム入城を記憶する祭りである。ナツメヤシの学名はフェニックスで、それは不死鳥“火の鳥”をも意味し、イナンナ(イルニンニ)を暗示して、ナツメヤシはイナンナ(イルニンニ)が好物だった。ナツメヤシも、イナンナ(イルニンニ)とイエスに共通の物なのである。更に、ユダヤ教では「仮庵(かりいお)の祭り」で新年初めての降雨(こうう)を祈願する儀式に用いる4種の植物の1つである。
***
補足
エレキシュガルは、ラクササス族の血を濃く引き継いでいる。
ラクササス族は、地球が誕生するや否や他の惑星から移り住んだ1番古いヘビ族である。
イナンナの父ナンナール(月の神)は、イナンナの母ニンガルと結ばれる前に、ラクササス帝国のプリンセス「グガランナ」と恋をして生まれたのがエレキシュガルだった。
グガランナは、父方のシリウス系の血筋を引き継いでいて、アヌンナキの間でも高次の存在として扱われると同時に恐れられていた。
ラクササス族の特徴は、変身する力を持っていること。
エレキシュガルもこの魔法の力で、ライオン、ヘビ、巨大な怪物にも変身することができた。
エレキシュガルの弱点…いや、武器というべきものは、「怒りの感情」そのものだった。
これは、人間とは比べようもないほど激しく、みるみるうちに恐ろしい猛獣に変身した彼女は、カニバル(人喰い)としても知られていた。
そんな彼女が、黄泉の国を守る女王だったのだ。
また、マルドゥクの母もラクササス族のグガランナであり、マルドゥクの父エンキにもラクササス族の血が半分流れている。
エンキは、ニビル星の王アヌとラクササス族の女王の子どもであり、
エンリルは、ニビル星の王アヌと女王アンツの子ども=王位継承者。風の神。
ドゥムジの遺体は“眠りから覚める日”を待つために洞窟の横穴に葬られたが、イエスは処刑後に洞窟の横穴に葬られ、3日後に復活した。
とあるが、天照大神もまた、洞窟の横穴に"神隠れ"した後、猿田彦の妻アメノウズメ(天鈿女命)の舞により蘇る。
神隠れとは神の死を意味し、アマテラスもまた復活したイエスに符合する。
続く…