午後イチに私の担当看護師さんが、看護計画を説明してくれた。
今日→常食 21:00以降絶飲食
手術日→食止め
5/16→流動食
5/17→3分粥食
5/18→5分粥食
5/19→全粥食
※食事摂取量をみて、状況により経鼻カテーテル挿入することもあります。
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こんなこと書いてあるしw これは何としても避けたい!
それから、今日中に「T字帯」を下の売店で買ってきて欲しいとのこと。
T字帯って何物か聞くと、要は「ふんどし」みたいなものらしい。
ってことはやっぱり「尿道カテーテル」利用ですか!!!!
痛いの嫌だなぁと思いブルーになっているところに、嫁さんの伯父さんが息子さんを連れてお見舞いに来てくれた。
ともすれば無視しても問題ない関係性。
でも、嫁さんの親族はとてもよくしてくれる。
でも、嫁さんの親族はとてもよくしてくれる。
伯父さんは、つい先日ヨーロッパ旅行に行っていた。
旅行を満喫した帰路の機内で事件が起きた。
突然の下腹部痛。
尿管結石・・・
10時間程度のフライトで、死ぬほどの痛さだったらしい。
突然の下腹部痛。
尿管結石・・・
10時間程度のフライトで、死ぬほどの痛さだったらしい。
そこから比べたら、麻酔で眠って起きたら終わってるはずだから心配することはないと勇気づけてくれた。
明るく前向きな人柄が今の私には有難かった。
明るく前向きな人柄が今の私には有難かった。
病気を忘れるために旅行の計画をするといい!
と、ヨーロッパ旅行のパンフレットをたくさん持ってきてくれた。
と、ヨーロッパ旅行のパンフレットをたくさん持ってきてくれた。
冗談で、保険金が出たら行って来いというw
(「現実的には、お盆の帰省途中でどこか寄り道って感じだろうなぁ。」)
ほんと、不思議と旅行の話で盛り上がり、明日手術ということをすっかり忘れてた
そんな時、オペナースさん(男性)が部屋に来て、現実に引き戻される。
明日の手術の流れの説明をしてくれた。
明日の手術の流れの説明をしてくれた。
明日は7:45に処置室に行き、点滴用のラインを取る。
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お昼ごろまでにT字帯を履きサイズの確認など済ませておく。
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手術前にトイレに行っておく。
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オペナースさんと歩いて手術室に移動
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手術台に仰向けで寝る
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酸素マスクをする
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名前呼ばれて意識確認されたら手術終了
↓
自発呼吸を指示するので深呼吸(できないと酸素マスクが取れない)
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自発呼吸を指示するので深呼吸(できないと酸素マスクが取れない)
私 「コンタクトしているのですが、外すとほとんど周りが見えないです。」
オペナースさん(男性) 「それでは、転倒防止の為車いすで移動しましょう!」
歩ける体なのに申し訳ないが、人生初の車いすをお願いした。
オペナースさん(男性) 「ご不明点があればお声かけくださいね。」
といって説明終了。
とても丁寧で、物腰が柔らかい方だ。
さて、食べることが好きな私たち夫婦は三時のおやつにプリンを食べた。
食べ終わったくらいに主治医が部屋に来てくれた。
これから手術の説明をするとのこと。
これから手術の説明をするとのこと。
主治医のG医師は医局長で、嚥下が専門の方。
G医師のチームのメンバーが数名いて、その中に執刀医のK医師やもう一人の腫瘍が専門で私の担当医のKA医師がいらっしゃいます。
万全の体制で、術前後も安心
手術の説明は、カンファレンスルームなるところに移動して行いました。
俗にいう、インフォームドコンセント。
舌癌の資料を基に説明してくれます。
5年後生存率の項目があり、ステージⅠでも約80%ちょいの記述に・・・
G医師 「これは古い資料なので、もうチョイよくなってます(笑顔)」
不安を感じさせない説明、、、心得てるなぁ 〆(・ω・。)メモメモ
私 「子供が3人いるので、ここではまだ死にたくないですw」
G医師 「ほんとねぇ、生きてもらわないと困っちゃいます。私たちの世代はもっと頑張っていかないといけないからね~(笑顔)」
(「私たち・・・って先生もアラフォー世代かw」)
ちょっと記述が不謹慎に感じたので補足しますが、個人的には医師として患者に伝えるべきことは伝えるけど、不安にさせない配慮、特に笑顔がとても大切だと感じていました。
記憶に新しいのは、外来で御世話になったY医師の言葉や表情に心底安心したこと。
でも、治療が上手く行かないと、それだけ逆の絶対値もあるわけで。
もちろん、そんな状況にならないことを祈りますが。
もちろん、そんな状況にならないことを祈りますが。
とはいえ私が感じた雰囲気を記録する意味で、意図的に(笑顔)を会話中に利用しています。
不快に思われた方、すいません。
話を戻すと、手術は電気メス(見たことないですが)で舌を部分切除するとのこと。
これは、外来で執刀医のK医師からも聞いていた。
切除後は"ボルヒール"という、人の血液を原材料として製剤化した接着剤で切除部を接着するとのこと。
縫えたら、溶ける糸で縫合するらしい。
縫えたら、溶ける糸で縫合するらしい。
頸部リンパ節郭清術についても説明あり。
想定される後遺症は、外来でY医師から聞いた通り。
そして出やすいのが、顎に沿ってある神経を傷つけたり圧迫して「イ」の口ができなくなる事、首から肩にかけての痛覚と運動麻痺らしい。
前者は発生し易いため気を付けて手術するとのこと。
一通りの説明と質問が終わったところで、手術承諾書にサイン。
いよいよ感が出てきました
インフォームドコンセントが終わったところで、嫁さんは帰ることに。
麻酔科医の先生がまだ来ていませんが。