『【結局その後】びっくりオープンハウス＆ジュネーブ不動産裏事情』

　最近ずーっと天気がよいのでますますHAPPYな私です

　先週またちょっとHAPPYなことがありました。

先日書いた記事「びっくりオープンハウス＆ジュネーブ不動産裏事情」の続きになりますが、結局次にこの家に住む人は、不動産の知り合いの男性ではなく、オープンハウスに来た方が、５０人中の申し込み書から選ばれたんです～～

不動産の知り合いには、家を見に来たときには完璧に住む気満々の様子で電化製品の引継ぎまで話をしたのですが、もしかしたら、私がこの家の悪い点もいくつか素直に話しちゃったからびっくりして住むの辞めたのかもしれませんねー
例えば今２階の私たちのアパートの上に一人で住んでいるおばあちゃんの生活スペースは４階（おばあちゃん家は３階と４階なんです）なので、そんなに音が気にならないのですが、おばあちゃんはもうすぐ老人ホームに行くので、その後は改装工事が始まるか、大家族が引っ越してくるかのどちらかになると思うのですが、大家族が引っ越してきた場合、騒音がものすごいと思うとか正直に話しちゃったんですよね～（私おしゃべりすぎかも・・・）

音が気にならなければいいんですが、おばあちゃんが３階にいると、古いのでゆっくり歩いてても、おばあちゃんが今どこにいるかすぐ分かるくらい音半端なく聞こえるんですよね～水を流す音なんて、自分の家に誰かいるかと思うくらいうるさくて。
あ、あと夏になって窓開けてると隣の煙草ずっと吸ってて、長電話の話す声の異常に大きいおばちゃんとかもうるさいですしね・・・まぁこの騒音問題はどこでもありますけどね・・。

だから、このアパート、知り合いには強くは勧められなかったかもしれません。
でも友達のお知り合いで興味あると言っていただいた方もいたので、推薦はできなくても申込用紙だけ出してもらえば２％の確立だったけど可能性あったのに・・・と後悔しました。
でもその時は不動産は知り合いに紹介する気満々で内定してたと思ってたので、まさか公平に選ばれるとは思いませんでした
でも、公平と言っても何を基準に、どうやって50通の申込書から選ぶのかも気になりますが・・・

でもコネで決まることにどうも納得がいかなかったので、一応公平に次の住人が選ばれて、ほっとしたのですが、更に嬉しかったことが！

オープンハウスに来れたのはご主人だけだったので（奥様は別の物件を見に行ってたそうです）昨日は奥様だけが家を見に来たんです。

とってもはきはきと元気のいい奥様で、話も盛り上がり、お子さんはいるのですか？と聞くと、７月に産まれるの～～　とにこにこ、膨らんだお腹を見せてくれました。

ここで赤ちゃん育てるんだ～と思うと嬉しくなり、幸せを分けてもらった気分になりました。

今まで長いこと、この家に住んた夫婦は、最初は夫婦だけで住み始め、子供を二人産んで三人目がほしい時に狭いので引っ越していくというパターンだったそうで、私たちもここに１０年くらい住んで子供２人産んで育てて行きたいよね～なんて話してたんですが実現できずに９カ月で引越しになっちゃったんです。

だから、次はここで赤ちゃん育ててくれるのねって嬉しくなりました。
　

しかも、この夫婦は二カ月間毎日ネットで物件探しが二時間、それぞれが一日一軒ずつジュネーブ中のアパートを見て回ってという生活をしていたそうで、物件探しに解放された～と喜んでいました。

ちなみに、なんで最初私たちが推薦した人が断られたのかな～と気になってたのですが、どうやら今住んでる人が次の人を紹介すると家賃が上げられないので不動産は紹介した人じゃなくて、新しい人を入れたがるそうなんです。
というのは、今の物件、何も改築しないのに１０％も値上がりしてたんです・・・なので、謎が解けた気がします。

この変な不動産システムにちょっと振り回されちゃいましたが、最終的に素敵な暖かいファミリーが住むことになるので、よかったです！

しかも日本だったら次の住人に会うこともなかなかないですが、今回は次の住人ともお話ができて、安心して、彼らと生まれてくる赤ちゃんの為に家を綺麗にしてこの家出ていけるし、この不動産システムも変だけどやっぱりおもしろいな～と感じました。

引越しまで5日～～～　電車で４０分で行ける町とはいっても、なんだか遠くに行く気分がするのはなぜだろう～～