ある男が逆ナンしてきた女性を逆上して殺してしまいます。
被害者との関係がバレずに男は7年間捜査の手から逃れていました。
しかし、この男が有名な小説家になってしまったことから忘れたはずの
犯罪が再び目の前に突きつけられます。
自分の犯罪の一部始終を壁の穴から覗かれていたかもしれないと
いうことがわかったのです。
それを覗いていたとしか思えない小説が発表されたからです。
でもそれが真実なのか想像なのかわからないので男はあせります。
あせっておかしな態度をとってしまったばかりに、罪が暴かれていきます。
やっぱり罪は、罪。完全犯罪と思っても隠し切れないのでしょうか。