被災地に着き朝イチで捕獲器を設置して行きました。
「白茶猫さん」がよく姿を見せるといわれている場所で捜索をしていたところ、かなり奥まった所で小さな足跡を見つけました。
その大きさと状況からして「白茶猫さん」のものと思われます。
「白茶猫さん」の"生きている証"を見つけることが出来て嬉しかったです。
たぶん身を隠して移動している時にここを通ったのだろうと思い、ここにも捕獲器を設置しました。
その後は、各給餌ポイントに給餌してまわりました。
今回も「皆さま」のお陰で全ての給餌ポイントに「美味しいご飯」を届けることが出来ました、ありがとうございます。
▲先週の4月1日
例年は4月中旬に満開を迎えるのに、2週間も早く満開してしまった「桜のトンネル」。
この日8日には、ほぼ散ってしまっていました。
それでも、花見を楽しみにしていた人達が訪れていたので、被災地は日中騒めていました。
これでは"あの子達"が怖がってしまい保護は出来ないと落胆しました。
でも、被災地に心寄せている人達の笑顔が見れることは素敵なことですから、少しの時間ではありますがその笑顔に混ぜていただきました。
「桜のトンネル」は、昨年に比べると少ないとはいえ被災者さんや見物客で賑わっていました。
その「桜のトンネル」に、可愛い子が現れ嬉しい悲鳴が上がりました。
キツネの「オーちゃん」です ※私が勝手に「オーちゃん」と呼んでいるだけですw
この子は、昨年の桜のシーズンもここに姿を見せテレビに出たキツネさんです。
作業員さんや被災者さんに可愛がられているようでとても人馴れしています。
私も何度も会っていたのですが、昨年の8月以降会えなくなっていたので心配していました。
生きててくれて安心しましたが、前回あった時より一層痩せていました。
よく見るとおっぱいが張っていたので授乳中のようでした。
今まで気づかなかったのですが「オーちゃん」は女の子だったようです。
被毛が抜けてボロボロになっていたので疥癬になってしまったのかと心配しました。
でもこれは換毛期だから大丈夫と北海道の「アンジュちゃん&アビィ君」の里親様である「Mさん」が教えてくださいました。
被災地 には
震災後の人が消え去ったあとに、ここで生まれ育った野生動物が多くいます
ここが… この子達の故郷 です
まだまだ先にはなるとは思いますが、この地に人が帰ってきた時に
この子達と人が共存できるようになれればと
「オーちゃん」を見て改めて願いました
そもそも地球は人間だけのモノではないのだから。
日が沈み、普段だったら被災地は闇に包まれますが…
「桜のトンネル」のライトアップが開催されていたので
一部のエリアだけが煌々としていました
ライトアップが終わるまでは"あの子達"は出て来ないと覚悟はしていましたが、
やはりこの日は保護することは出来ませんでした。
※この写真では6℃ですが、その後4℃まで下がっていました。
日中15℃でしたが夜中になると4℃になっていました。
まだまだ寒い被災地…寒暖の差が激しいので"あの子達"の身体が心配です。
ライトアップは来週末まで開催されますので、次回も無理かも知れません。
それは仕方がないことなので、保護出来なくても給餌をし命を繋ぎたいと思います。
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