今回は、大掛かりな解体現場の近くにある給餌ポイントに来ているキジ猫さんが怯えてどこかに行ってしまう前に保護してあげたくて泊かけでの活動をしました。
キジ猫さんが来ている給餌ポイントの定点カメラの今まで画像では、キジ猫さんは夜から早朝までの間にしか姿を見せていませんでした。
なので、このキジ猫さんを保護するため泊りがけで活動することにしました。
あと、保護待ちだったこの黒猫さんの保護も急がなくてはなりませんでした。
なぜなら12月18日の給餌ポイント近くを歩いている姿を目撃したのですが、遠目に見ても痩せていることが分かりました。
これから本格的に寒くなりますから寒さに耐えられず命を落とす可能性が大なので今回何が何でも保護しようと思いました。
あとは、捕獲器がどういうものかを分かっていて入ってくれない超賢い「パステル三毛さん」と
昨年の7月以降生存確認が取れていないけど、生きててくれればとの願い続けている既に保護した「アンジュちゃん」の子の「ライムちゃん」の保護を今回も試みました。
そのため今回は、朝イチで7か所に捕獲機10台設置しました。
その後は、いつものように捕獲器を設置したポイント以外に給餌をしていきました。
「美味しいご飯」を全ての給餌ポイントに届けることが出来ました。
「皆さま」のお陰で「美味しいご飯」をすべての給餌ポイントに届けることが出来ました、ありがとうございました。
今回も、真夜中にも関わらず「ゴットハンド・栗原さん」がいつものように積み込み作業を手伝って下さいました。
そして出発間際にこれを渡してくださいました。
"あの子達"が全員無事に保護されるように、捕獲器に入ってくれるようにと「招き猫さん」を持たせてくれました。
その優しさに思わず涙が出てしまいそうでしたが本人の前で泣くわけにいかずグッと我慢しましたが、福島に向かう車中で嬉し泣きしてしまいました。
「ゴットハンド・栗原さん」、いつもありがとうございます!!
頑張って絶対に保護すると誓いました。
しかし・・・いざ被災地に着いてみると、またこの1週間で解体されて更地になった場所が増え、また新たに給餌ポイントが1箇所解体が始まっていたりと心が沈むことばかりでした。
この日は、鉛色の雪雲が被災地を覆い、すれ違う車もなく孤独感に押しつぶされそうな1日でした
給餌途中で、先日1月3日に亡くなった「ミキちゃん」を保護した場所に行きお別れをしてきました。
ここも母屋などは既に解体され、「ミキちゃん」がよくいた倉庫のみとなってしまいました。
きっと「ミキちゃん」の魂は、この故郷に戻ってきているはずです。
景色が違うから戸惑っていると思います。
「ミキちゃん」のお家は残っているのかな、飼い主さんと再会できたのかな…
「ミキちゃん」
今までよく頑張ったね
もう苦しみのない自由な世界にいけるね
こんど生まれ変わってくる時は、原発のない所に生まれてくるんだよ
生れてきてくれて、ありがとう
安らかに・・・おやすみ
陽が沈みあたりが暗くなったころ一旦全ての捕獲器を確認していきました。
想像していた通りどれも蓋が開いたままでした。
夜間に捕獲器を設置するのは宜しくない2箇所を除き、夜間から早朝に行動しているキジ猫さんが移動してくるかもしれないと思われる給餌ポイントと黒猫さんの給餌ポイントに計5箇所はフードなどを新しいものに取り変えました。
その後色々と雑用などを済ませ全ての活動が終わったのは深夜11時を回っていました。
最後にいつもお世話になっている隣町のコンビニで「命のお湯」をもらい戻りました。
夜間はエンジンは切っていますので車内といえども氷点下になります。
なので温かい飲み物が飲めるように「命のお湯」は欠かせません。
泊りがけの活動をするのならば車中泊ではなくいわき市まで行ってホテルに泊まればとよく言われます。
その方が疲れないし安全だし、ホテル代だってそんなにかからないのにと。
でもお金の問題じゃないんです。
東京暮らしですから普段は"あの子達"が心配で飛んでいきたくてもすぐに行くことは出来ません。
だから、せめて泊りがけの活動の時は"あの子達"の傍にいたい。
そんなバカな想いがあるので車中泊しています。
この晩は積雪予報が出ていましたが、雪にはならず冷たい雨が一晩中降っていました。
これが、人のいない町の夜の風景です。
場所によっては街灯が点いているところもありますが、ほとんどの場所は真っ暗です。
こんな真っ暗な中、"あの子達"は夜を過ごしています。
雨音を聞きながらこの暗闇をみつめ、"あの子達"のことを想い、保護出来ることを祈り、夜を明かしました。
●続きは、(その2)と(その3)をご覧ください。
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被災地での給餌保護活動を
2017年3月末で終了いたします。
(尚、2017年3月末以降も、保護っ子さんの里親様探しなどは続けていきます)
詳しくはコチラをご覧ください→★
あの子達"の命を繋ぐ「美味しいご飯」が不足しています、何卒ご支援をお願い致します。
●大袋入り ドライフード 総合栄養食ならば銘柄は問いません。 フード例
●小袋入りドライフード カビ・虫対策で「美味しいご飯」が傷まない小袋入りは、大量に必要としていますます。
・フード例:小分け袋1 ・フード例:小分け袋2 ・フード例:小分け袋3
●保護っ子用 おやつ ・ちゅ~る 各種
送付先がヤマト運輸の営業所止めとなっておりますので、お手数ですが ヤマト運輸の利用 でお願いいたします。
【送付先】
〒319-0102
茨城県小美玉市西郷地840-3ヤマト運輸 021270 茨城美野里センター留め
電話 0029-246-2334
〈宛名〉「心はいつも一緒」荷受係 栗原様
お問い合わせはメールにてお願いいたします。anokotachi@gmail.com ;
"あの子達"のために温かい応援ご支援ご協力を宜しくお願いいたします。
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