今回も1人での活動となりました。

この日も、7月12日に出逢った「黒猫さん」を保護してあげたくて、朝イチで捕獲器を1台だけ設置しました。

 

 

日の出前から30℃を超えている猛暑の中、しかもたった1台だけで本当に保護出来るのか

でも…今の私には、保護枠がない中この1台を設置する事だけでもかなりの覚悟が必要でした。

 

「ごめんね、こんなに少ない可能性じゃ、保護してあげられないよね」

「でも、救いが必要ならここに入ってね」

 

そう祈りながら、捕獲器を設置しました。

そのあとは、ひたすら給餌をしてまわりました。
 

 

今の時期は、「湿気カビ、「美味しいご飯が直ぐに傷んでしまいます

なので小袋入りドライフードを多く届けるようにしています

 

 

給餌日だけのご馳走ウェットフード」と、オヤツの「焼きカツオ」と「ササミ」。
頑張って生きている"あの子達"へのご褒美もしっかり届けました。

 


もちろん「お水」も。

(この写真に写っている1つ器に入る水の量は、約3リッターです)

今回も、「皆さま」に託していただいた「美味しいご飯」を無事に"あの子達"へ届ける事が出来ました。

 

 

温かいご支援をありがとうございます。

どうか"あの子達"の命を繋ぐために引き続きご支援を宜しくお願い致します

 

今回は、とある給餌ポイントで「猫さん」が、「美味しいご飯が届くのを待っていてくれました

気温が40℃を超える暑さの中、待っていてくれました。

 

 

急いで「ウェットフード」をお皿に入れ差し出すと、一旦は逃げ去ったのに戻ってきてくれました

 

 

こんな暑さの中待っていたなんて、お腹が空いて辛かったんだと思います。

この子は今まで何度か目撃している子です。

早く保護してあげたいのに、なかなか保護してあげられない子です。

あとどれだけ待たせばいいのか…

早く保護してあげたいです。

 

津波被害が著しい海沿いのエリア

 

 

 

汚染物資が詰められた「黒い袋」が雨ざらしで積まれています。

この山の向こうはすぐ海です。

水質汚染対策をとっているように見えませんが、大丈夫なのか?

このエリアは、本年度中に整備されるそうです。

今後は、住宅は建てられなくなるとか…

 

 

 

 

 

だからか、流された橋もそのままです。

 

 

ここのエリアにもまだ"あの子達"がいます。

保護してあげないと行き場を失ってしまいます

どこのエリアの子もそうですが、1日も早く保護してあげたいです

里親にはなれないけど預かりならOKと言う方がいらっしゃいましたら、是非、「フォスターホーム (保護っ子預かりボランティアさん) 」になっていただけませんか?

是非、ご協力をお願い致します


この日は、日中はカンカン照りの天気でしたが、お昼過ぎから雲行きが怪しくなりました。

そして、緊急放送で聞きなれない言葉が流れてきました。

「竜巻注意報が発表されました。危険ですのでご注意ください」

生れて初めて聞く注意報でした。

竜巻」に注意と言われてもどうしたらいいのか困惑してしまいました。

仕方がないので、その時いたご協力者様のお宅で様子を見る事に。

大きな雷に大粒の雨が襲ってきました。

が、私が一番驚いたことは…

 

 

この写真では分からないかもしれませんが、地面から立ち上る物凄い湯気」。

直射日光が当たっている地面は火傷しそうなほど高温です。

そのため雨が湯気となって一面に立ち上っていました。

その様子を見て、改めて思いました。

「これじゃ、肉球を火傷しちゃう」

「動物達が姿を現さないはずだ」 と。

 

全ての給餌を終え、捕獲器の中を確認をしました。

蓋がしまっていました。

中を覗くと…

 

 

黒猫さん」ではなく「白猫さん」ですが入ってくれていました。

こんなに暑いのに、しかもたった1台だけの捕獲器に入ってくれていました

飢えと渇きの中ギリギリで生きてきたことを物語る体…ガリガリでした。

 


間に合ってよかった。

この子の「命の輝き」を失わずにすんで良かった。

 

 

美しい瞳をした子です。

今までこの瞳に映ってきたものは、怖くて悲しくて残酷なものが多かったはず。

でも、これからは、美しくて温かくて優しいものばかりがこの瞳に映るから、安心してね。

さあ、一緒に帰ろう。

 

◆仮名「もも」 ♀ 推定1~2歳 エイズ・白血病ともに陰性

 

 

・柄ー白に黒斑

・瞳ーグリーン&イエロー

・尻尾ー長くてまっすぐ

 

保護後、病院にて避妊手術・血液検査・検便・駆虫・駆虫・爪切りなど初期医療処置済み。

女の子のわりに骨格は大きい子でしたが、やはり痩せていて体重は3.6キロでした。

 

本来なら5キロ近く体重があってもいいように感じます。

血液検査の結果は、どの数値も問題ありませんでした。

「美味しいご飯」を食べれていたお陰です、皆さま、ありがとうございました。

 

おでこと尻尾が黒いほかは白毛でとても愛らしい柄をした子です。

守ってあげたいと思わせる眼差しを向けてきます。

慎重で賢くて可愛い性格の猫さんだと思います。

 

このエリアで保護したの子の仮名は「木の実シリーズ」にしています。

この子を見て真っ先に浮かんだのが「桃」でした。

甘くて優しい香りで幸せの象徴の「桃」が浮かんだので、この子の仮名は「もも」としました。

これからの猫生が潤いのある甘い生活になってくれることを願いました。

 

もも」は、ありがたいことに浅草のある保護猫カフェ浅草ねこ園さん 」に迎えていただくことになりました

今までも多くの子達を幸せに導いてくださった「斉藤園長さん」なので、「もも」も大きな幸せを掴むことが出来ると確信しています、宜しくお願い致します!!

 

 
甘い生活を予感させる可愛い「ももちゃん」にビビッ! 運命を感じた方は、
是非、保護猫カフェ浅草ねこ園さん 」へお越しくださ~い!!
 
*猫カフェ 浅草ねこ園*
website⇒http://asakusanekoen.com/
facebook⇒http://www.facebook.com/asakusanekoen
mixi⇒http://mixi.jp/view_community.pl?id=4823913
東京都台東区浅草3-1-1 馬道妙見屋ビル6階
03-3876-3813
開園時間
11:00~21:00
火曜日休園

 

今回も、「ケビン君 (仮名:くろまめ)」の里親である「Sご夫妻」が、動物病院と浅草ねこ園さんへの送迎をしてくださいました車

Sさん」、いつもありがとうございますラブラブ

 

黒猫さん」を保護出来ませんでした。

しかしまだ諦めていません。

これからも「黒猫さん」の保護を試みていくつもりです。

 

この日は、活動を終えた後に被災者さんのお宅に伺いました。

それは…

 

 

ちょうど1年前の8月2日に亡くなったにゃんこママ (仮名:きな子) 」のお宅です。

保護した後に元々の飼い主さんと再会を果たし亡くなった「にゃんこママ 」に会いに行きました。

(「きな子」の記事 【訃報】愛する保護っ子「きな子」  )

 

飼い主さんと再会を果たした時の「にゃんこママ」の写真

 

生前の「にゃんこママ」の写真や動画を一緒に見てお話して楽しい時間を過ごさせていただきました。

"あの子達"と私にと温かいお気持ちも頂きました、ありがとうございます。

にゃんこママ」が繋いでくれたご縁です。

きっとこの日保護できた「もも」は、「にゃんこママ」が助けてあげてと私に託したんだと思いました。

貴方のお陰で「もも」を救う事ができました、教えてくれてありがとう。

 

 
にゃんこママ」のお宅を出るころには すっかり雨もやみ
お空が 綺麗なもも色になっていました
にゃんこママ」、「もも」のこと託してくれて、ありがとう

 

 

・・・・・・・・・ネコ・・・・・・・・・ネコ・・・・・・・・・ネコ・・・・・・・・

 

福島原発によって無人の町と化した被災地苦しんでいる"あの子達"の命を繋ぐため毎週欠かさず給餌に通っています

 

皆さまから託していただいた物資は、確実に"あの子達"のもとに届けさせていただいております。

 

まだまだ救護を必要としている"あの子達"のために、引き続きご支援ご協力をお願い申し上げます。

 

◆"あの子達(被災動物)"のためのご支援◆ 給餌をはじめ活動に必用な物資、また、保護っ子さんの医療費や飼育費などのご支援。保護された猫さんの預かりボランティア「フォスターホーム」の募集。などなど・・・頑張って生きている"あの子達"のために、どうかご協力をお願いいたします。・不足物資と送付先について http://ameblo.jp/raif-fukushima/entry-12050659292.htm・「フォスターホーム」につtp://ameblo.jp/raifkushima/entr119◆「里親募集」の保護っ子情報◆http://ameblo.jp/raif-fukushima/entry-11999275431.htmどの子も、無人の町で頑張って生きてきた子達です。今まで頑張ってきた分、これからの猫生は温かいお家で過ごさせてあげたいと願っています。保護っ子さんたちを宜しくお願いいたします。《活動費のご支援》●私(ディア・ママ)へのご支援は・・・私は、個人で活動していますので「高速代」・「ガソリン代」や支援物資で賄えない物資の購入費などは自己資金で賄っていました。2011年の震災から今までずっと自己資金でやってきましたが限界が近いこともあり下記の基金を立ち上げさせていただきました。もし、この活動に賛同して頂き、私を信用して頂けるのであればご協力をお願いいたします。私へのご支援につきましては、こちらのブログにて収支報告をいたします。2013年10月から2014年4月までの収支報告は、コチラ (←クリックしてください)【口座名】 心はいつも一緒基金 〈ゆうちょ〉 からの振込の場合は【記号】  10170【番号】  39358001 〈他金融機関〉 からの振込の場合は 【店 名】〇一八 【店 番】018 【預金種類】  普通預金 【口座番号】  3935800●RAIFへのご支援は・・・ なお、保護っ子の医療費と飼育費、活動に使用している倉庫管理費、活動に掛かる高速代、それらについてはRAIFが、負担してくれています。RAIFへのご支援は下記までお願いいたします。収支報告は、RAFIのブログにて行っています。【口座名】 福島被災動物レスキュー RAIF〈ゆうちょ〉から振込の場合【記 号】 18220【番 号】 26621521<他金融機関〉から振込の場合【店 名】 八二八【店 番 828【預金種目】 普通預金【口座番号】 2662152

 

 

*福島・被災地での活動に関するご支援のお願い・里親様募集中の猫さん情報についてはコチラをご覧いただければ幸いです。

 

"あの子達"のために、応援とご支援ご協力を、何卒宜しくお願い致します。


 

 

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