患者本位の在宅支援薬局を目指して

めぐみ薬局を開設して

この秋でもう3年が経ちました


1年があっという間です


ブログの更新が この1年で

なんと 3回だけ・・・あせる


仕事好きだね~

1年中 朝から寝るまで ずっと仕事してるね

と 家族に言われます (^_^;)


調剤を手伝ってくださる薬剤師さんには

来ていただいてますが

訪問業務は まだ私ひとりで頑張っています


日中は訪問業務

夜は報告書作成と雑務


ほんとに年柄年中

朝から寝る前まで仕事してる (・・;)


もし 私が病気をしたり

不慮の事故があったりしたときのことを考えて

訪問業務をしてくださる薬剤師さんをさがそうかな

とも思うのですが


今まで患者さんとの関係を築いてきただけに

どの患者さんを私の担当から外すのか・・・

難しい選択です



患者本位の在宅療養支援薬局

これを目指して 日々奔走しているのですが


今年 これは効果的!と

日々の業務にとり入れたのが

診察同行 です


施設在宅では 医師の訪問診療に

薬剤師が同行することは珍しくありません


医師の診察に同行することで

患者さんの詳しい状態がわかり

医師と患者さんとのやりとりを見ているので

処方変更の理由や 医師の指示も把握できます


そして 薬や副作用の情報提供や

処方提案なども 直接その場で医師に伝えられるので

この診察同行は とても効果的なのです


めぐみ薬局は施設在宅はなく 個人宅のみを訪問しています


在宅診療所から依頼のある患者さんは

外出困難であることが多いのですが


ケアマネージャーから依頼のある患者さんは

認知症や精神疾患の場合 歩けるので

往診ではなく 外来を受診されている患者さんもいます


ご家族と同居されている認知症患者さんの場合は

ご家族が医師とやりとりされて 

こちらにも詳しい情報が伝わるのですが


一人暮らしの認知症患者さんの場合

ご本人に聞いても診察内容は覚えていません


薬の副作用が疑われる場合など

処方変更の提案を報告書に記載しても

大きな病院は特に 医師が報告書を見ていないこともあります


付き添いのヘルパーさんに 処方変更の打診を

医師にしていただくよう

時にはお願いすることもあるのですが

なかなかすんなり処方変更には至りません


そんなときは 

外来の受診について行っちゃうのです ニコニコ


直接 医師に患者さんの状況を詳しく伝え

この薬どうなんでしょう・・・と相談したり

服薬できないのでこれに変えていただけませんか・・・

とお願いしたり

患者さんの病態でわからないことを質問したり・・・


中には無愛想な先生もいますが

たいがいは丁寧に対応してくださいます


そして

処方変更してくださった結果 患者さんのQOLが改善したり

服薬が格段にらくになったり・・・

患者さんはもちろん 私たち訪問スタッフの悩みも解消します


外来の待ち時間は長いこともありますし

報酬もありませんが


他の方法よりスムーズに確実に成果が得られるので

処方変更で改善が期待できる患者さんの場合は

積極的に受診同行しています



患者本位の在宅療養支援薬局の実現に

良いと思ったことは取り入れ

試行錯誤しながら 4年目に入ります クラッカー


3周年を迎えられて感謝 ニコニコ