≪胸鎖関節≫
胸鎖関節は胸骨柄の鎖骨切痕と鎖骨の胸骨端(胸骨関節面)との間にできる関節で、関節面は浅い鞍状をなし(一種の鞍関節)、関節円板の介在により球関節様に機能する。
関節包はゆるく強いが、さらに下記の靱帯によって補強される。
●前胸鎖靱帯
胸骨柄前面と鎖骨胸骨端の前面を結ぶ靱帯。
●後胸鎖靱帯
胸骨柄後面と鎖骨胸骨端の後面を結ぶ靱帯。
●肋鎖靱帯
第1肋軟骨の上縁と肋鎖靱帯圧痕を結ぶ靱帯。
●鎖骨間靱帯
両側の鎖骨胸骨端の上縁を頚切痕を通って結ぶ靱帯。
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