夫のラキパのブログでも書いておりますが、白文鳥のニコちゃんが
虹の橋を渡りました。
ニコちゃんは、実はずっと闘病しておりました。
皮膚病でハゲハゲになっており、足の力もすでに弱くなり、止まり木から
ぽとぽと落ちるようになっていました。
文鳥さんを飼ってきて、止まり木に留まれなくなると、あまり長くは
ないのだろう・・・というのが分かります。
ニコちゃんは足の力もそうですが、足の色が赤紫色をしていて、
正直いつ何がおこるかわからない・・・覚悟はしていました。
先日お医者さんで爪を切ろうとしたときに、てんかんが起こりました。
ニコちゃんはそれまでてんかんを起こしたことはなかったのです。
弱ってきてるし、年齢もあるんだな、と思っていました。
それまでも何度か危篤状態だったり、もうダメかもという事が何度もありました。
それを何度も乗り越えて頑張ってくれたニコちゃんです。
きょうだいのそらちゃんと一緒に病床のキャリーに一緒にいました。
亡くなる日、ニコちゃんはとキャリーの中でてんかんを起こしておりました。
すぐに抱き上げると、体をよじったり羽ばたいたり、とてもとても苦しそうでした。
手の中からすっ飛んでいかないよう、なるべく温かくなるように抱っこして。
落ち着いても、またすぐにてんかんが起こってしまう・・・。
私は心の中で
「ニコちゃん、頑張れ!!治って!!」」とも思いつつ
「神様!!ニコちゃんをもう苦しませないでください!!苦しみから解放してください!!
もう、これ以上は・・・。神様、ニコちゃんを静かに天国へ・・・」
と、抱きながら涙が止まらず、ニコちゃんも張ってるんだから、私も最期(だともうわかってました)は
気丈にニコちゃんを送ってあげようと思いました。
ニコちゃんが苦しそうに、もうろうとする意識の中で私の目を見て・・・。
「ニコちゃん、苦しいね。頑張ってるね。偉いね。大好きだよ。」
そんな言葉をかけていました。
2時間くらい苦しんで・・・夫の手の中で天国へ旅立ちました。
ニコちゃん、頑張りました。
もう、苦しまなくていいね。
クッパパパ、ラブママ、うみちゃん達と仲良く飛んでるかな・・・。
ニコちゃんは、我が家で初めて孵化した文鳥さんです。
産まれた時は、本当に感動しました。
手乗りにしようと挿し餌をしてみましたが、私もそのころは知識も経験もなく、
結局挿し餌ができませんでした。
しかし、巣の外でクッパパパ、ラブママがかわるがわる餌を与えてくれて、無事に育ちました。
手乗りにもなりました。
その後、うみ&そらの双子ちゃんが産まれました。
そしてラブママが先に天国へいってから、クッパパパとペアになってしまいました。
ニコちゃん、最初の産卵でヒナが実は誕生したのです。
しかしそのヒナちゃんはすぐに天国にいってしまいました。
そのままクッパパパとニコちゃんペアで仲良くしていたのですが、不思議と卵は産みませんでした。
うみちゃんの不慮の事故、クッパパパの不慮の事故でそらとニコが仲良くなり、
ずっと一緒のカゴで過ごしていました。
ニコちゃん、初めて産まれてきてくれた時の光景は、目に焼き付いています。
本当に産まれてきてくれてありがとう!
感動をありがとう!!
ニコちゃん、ありがとう!!