介護保険のケアとおたすけ隊（自費）の抱き合わせ

おはようございます(＝⌒▽⌒＝)渕辺です

土曜日に新規の御利用者様宅の訪問がありました。

訪問する予定のヘルパーとの同行です。

「生活３」ぷらす自費３０分で計１００分のケアになります。

ケア内容としては・・・お掃除、布団干し

高齢世帯で

主介護者である奥様が膝の痛みが強く、立ち上がりや歩行が困難。

９月末のサービス担当者会議、新規面接の時に

奥様の介護保険、新規申請も検討されましたが、

うつがあり、新しい物に取り組む時は、気持ちが一杯一杯になる奥様。

訪問介護のケアを入れることも迷っているご様子でした。

どのご利用者様も同じで、

今までに利用したことがないサービスの導入は緊張するものです。

初回訪問、面接時にそのことは考えました。

こちら（ケアマネ・事業所）が良かれと思ったことが

ご本人様がよいと思うことは絶対ないわけですから・・・

ここは慌てず、ご本人様の受け入れの準備を待つ必要性があります。

ケアマネさんも奥様の介護保険の新規申請に関してはお勧めしてました。

介護者としてご主人様の介護を行いながら、

頭の中でこれやらなくちゃ・・・あれもやらなくちゃ・・・

でも、このことが困るからどうにかしなくっちゃ～

そう考える介護者の方は多いのです。

サービスの必要性を感じても無理強いをしてはいけません。

奥様のご様子を見ていると、訪問介護の導入だけでもかなり一杯の状況。

まずは、サービスを利用していただいてどう感じるか？

少しずつ、理解してご本人様が納得していただけるのかが重要なのです。

これが、介護者様のアセスメントです。

ご本人様に至っては、別に動じることもなく困っているご様子はありません。

訪問介護の場合、

ご自宅にお伺いしてケアを行います。

身体的なケアであれば行うことも明確ですし、

受け入れも良い事がありますが、生活援助の場合依頼をされていても

何かが引っかかる気持ちをお持ちの方は多いのが現実です。

その場合は、サービスを利用してみてどう感じるのかが大切なのです。

初回訪問は、一番大切な時間。

ご本人様たちが一番困っている部分の問題解決をします。

今回の場合、水周りのお掃除については奥様が一番気にされていました。

床に座ったり、しゃがんだりする姿勢は

膝の痛い方にはとても辛い作業です。

気持ちの余裕がなく、ご自分の体調も思わしくないので

家の中のことができない・・・

お風呂場は掃除はしていらっしゃるようでしたが、

あらゆる所にカビが発生しています。

シャワーチェアに関しては、カビで真っ黒でした。

私が、お風呂場を担当し掃除・・・

カビキラーを噴霧してスポンジで磨きました。

浴室内も一通り、綺麗にできました。

同行したヘルパーには、念入りにトイレ内の掃除をしてもらい、

特に便器全体の拭き掃除とトイレの奥行き部分の掃除をしています。

初回である程度行っておけば、

次回の訪問時の掃除は普通に行えます。

ここが一番大切なポイントなのです。

掃除の最中は奥様・・・

もう一人のヘルパーと一緒に動いていました。

気をつかっていらっしゃるようでしたが、

ヘルパーと会話しながら交流を図っています。

話しをしながら、ヘルパーの事を少しずつ理解していただく・・・

そして、ケアが終了した頃には、

奥様とヘルパーの関係性がなりたっていました。→見た感じ≧(´▽｀)≦

全てのご利用者様に言えるわけではありませんが、

サービスを受けることの理解ができ、ケアの結果を見ることで安心するのです。

主介護者様が介護保険の新規申請をしても予防になりそうです。

ハピネスのおたすけ隊（自費）は、入会金、年会費、交通費はいただきません。

介護保険、自立支援との抱き合わせですと少しお値段はお安く設定。

＜抱き合わせの場合＞　

月曜日～金曜日　９：００～１８：００

３０分　　　　　　　　７５０円　　　（税込み　　７８７円

６０分　　　　　　　　１５００円　　（税込み　　１５７５円）

時間外及び土日祭日

３０分　　　　　　　　９００円　　　（税込み　　９４５円）

６０分　　　　　　　　１８００円　　（税込み　　１８９０円）

注）自費単独のみですと割り増し。

　　例→（併用）３０分　７８７円（税込み）　　（単独）３０分　　１０５０円（税込み）

詳しくは・・・

おたすけ隊(保険外・自費対応) ←クリック

他の事業所さんでは、

介護保険の１０割で提供しているところも多いと聞きます。

比較的、お値段は安く設定はしていますが、

会社としては売り上げで考えると厳しい部分はあります。

しかし・・・

介護保険の一割負担から考えると

ご本人様の負担は大きくなります。

介護保険の中の訪問介護のケアではできる事、できない事があります。

しかし、現実的は・・・

介護保険ではできないことをできないでは割り切れない、困る事もあり、

ハピネスを開業した時から「おたすけ隊（自費）」を導入しているのです。

介護保険で

できないことをケアで行い、請求すれば不正請求になります。

できないことは、代行でサービスを入れていくしかなく、

サービスを利用する側のご利用者様や御家族様の理解も必要なのです。

今回のご利用者様は、毎週のご希望でしたが

「おたすけ隊（自費）」の部分が土曜日で３０分９４５円の負担になる事から

１０月は二回のご希望になりました。

１１月からは火曜日に、ヘルパーを利用したいとお考えです。

初回訪問を終えて事業所に戻り、担当のケアマネージャーさんに

「初回訪問のご様子」として報告しました。

サービスを利用して御本人様、介護者様がどう思われたのかが重要。

本音は、ご担当のケアマネさんに伝えてくださるでしょう・・・。

「おたすけ隊（自費）」のサービスについては、

今までに何度か値上げを検討してきましたが、

代表と話し合い、お値段は据え置きとしています。

平成２４年４月以降の介護保険改正に伴い、

どこの事業所も経営が苦しいと聞きます。

⇒ハピネスも同様です。

今後、高齢化が進んでいきますが、

介護サービスの事業所として働きやすい、

福祉の仕事をしたいと思える職場にしていくためにも

現場の意見を取り入れた介護保険の改正になってほしいです。

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