介護負担の軽減 | 幸せ介護はハピネス♪ 出会い~幸せ~絆 そして信頼関係へ…

介護負担の軽減

こんばんは~ヾ(@^(∞)^@)ノ渕辺で~すドキドキ

少しご無沙汰してました。


9月に入ったのに日中は暑いですね~晴れ



土日は稼動しているヘルパーも少なく、ギリギリの人数で頑張ってますアップ



休みのヘルパーが多いと、進んで出勤してくれるスタッフもいて心強いです。

アリガトウゴザイマスラブラブ




土曜日の朝一のケアは、ALSのY様でした。


8月上旬に病院を退院され、その後在宅での生活を続けておられます。



ケアは月曜日から日曜日までの朝、火曜日と日曜日のお昼、水曜日と金曜日、

日曜日の夕方のケアで二事業所が抱き合わせで入っています。



朝のケアは30分ですが、毎回オーバーしてしまいます。


8月末から介護保険と自立支援の併用で行くことになりました。クラッカー



延命処置は望まず、気管切開、人工呼吸器の装着はしない方向。

そのことは、ご本人様の強い希望です。



夜間のみ酸素を装着して、低圧で自己吸引ができるようにしておられます。



かろうじて動く右手も動かなくなり、

時折、手を貸して関節や上肢を他動的に動かさなければならない状況です。



今・・・ご本人様が一番辛い事は!?



背骨や腰の骨が飛び出て痛みを伴います。

ご自分で寝返りも出来ないので、仰向けで寝ていることが多く、

身の置き所がない状態です。



限られた時間の中、できる事には限りがありますが、

体を横にした時に背中や肩甲骨をさすったりすることでした。



痰の自己吸引ができているとはいえ、ずっと仰向けのままです。

痰が出なくて苦しい時は御家族様が吸引はしますが、

それでも仰向けのままよりは

体の向きを変えたりするのも効果があるのでは?



そう思って・・・

ご長男様ご夫婦に対して、体位交換の方法を説明させてもらいました。



実際やり方を教えて、Y様に触れてもらいながら行いました。


どちらかお一人で行うには難しいと判断できましたので、

必ずお二人で行ったほうがいいと説明も加えました。



私たちヘルパーは、一人でも体を横にするのはできますが、

長身で体に力が入らず、右足の屈曲ができない状態のY様の介助は困難。



慣れたヘルパーでも大変な作業です。



通院前の準備等で2人対応でヘルパーが入った時に、

つくづく実感しました。



在宅での介護指導を行う場合、介護の提案をする時に、

一番考えるのは、御家族様に負担にならないだろうかはてなマーク


そのことだけです。


その指導や提案がよくても

身近にいる介護されている方の負担が大きくなれば、何の意味もなく

どうしたら良いものか?と悩む事も多々あります。



御家族様による、夜の体位交換はまだ行われていないようでした。



自立支援の制度が9月から利用できることとなり、

朝のケアが30分から1時間に変更になりました。



毎晩、深く入眠をしてしまうと血中の酸素濃度が30%まで下がってしまいます。



アラーム音で家族も目が覚めて、御家族様がご本人様を起します。



お嫁さんはいつも朗らかなお顔で笑顔です。


すごく辛いと想うのですが、愚痴一つこぼすことなく、

懸命に介護されています。


ご長男様もその奥様の姿を見て、積極的に介護に参加。




ずっとずっと悩んで提案した事がありました。



先週の土曜日に初めてヘルパーが退室時に体位交換をして

そのまま帰ることの提案をしました。



御家族様が体を横向きにするのは難しいのですが、

当て物を外して、仰向けにするのはできることを確認しての事です。



体を側臥位にした、Y様はベッド上洗髪の時のように安らかな顔になり、

今にも眠りにつきそうな表情です。



一言・・・

気持ちいい・・・身体が楽・・・



Y様的にはいいのかもしれませんが、御家族様からみてどうなのか?

体位交換してからずっとそのことが気になっていました。


土曜日の午後の訪問は予定がなかったので、

御家族様にお電話しました電話



すると・・・


お嫁さん

すごく気持ちよかったみたいで・・・お昼まで寝てました。」



渕辺

お嫁さん・・・大変じゃなかったですか?」


お嫁さん

母がとても楽そうにしていたので嬉しかったです(≡^∇^≡)」



土曜日から朝のケアの時に、体位交換するケアが増えました。



実は、昨日も朝の訪問の際に体位交換しましたが、

退室時にはもう眠りにつくY様がいました。



側臥位にしてもベストのポジションに落ちつくまでは時間がかかります。


一緒に訪問しているFヘルパーにも申し送りの為の絵を書きましたが、

その日の体調により、クッションやタオルの位置は変動します。



Y様の状態を見ながら対応するしかないのかなぁ~


そう思いました。



訪問介護でできる事は!?


Y様に対してできる事は何なのかを、模索しながら日々頑張ります。




介護者様ができる事で私たちがプロとしてできる事…



常に介護されているご家族の負担軽減についても

いろいろ考えていかなければなりません。



ご病気やご本人様の状態によって介護の方法は変わりますが、

経験から学びえるものは価値のあるものだと思いますので、

努力していきたいと思います。



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