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親心⇒気持ち

こんばんは(=⌒▽⌒=)渕辺ですニコニコ



昨日は、子供の夢を見ました。


娘が幼くて小さい頃の姿で(5歳くらいでしょうか?)


スヤスヤと寝ていて、あまり可愛いので抱きしめて頬ずりしてしまった夢です。



もう24歳で結婚もして、背は小さいけれどもう立派な大人です。




気持ちの中でちょっとホームシックな自分がいるのかもしれませんね。




仕事で詰ったり、疲れると家族に逢いたくなります。


自分勝手だなぁ~とは思うのですが、


子供たちは、私のことを理解しているらしく・・・


そんな時は、私の話を聞いてくれたり、優しくしてくれます。




女性にとっては子育ての頃は、一番思い出深い時期なのでしょう。


認知症の方が、話の中でよく子育てしている頃の年代に戻る事があります。



私が、特養でNSとして勤務している時のことです。



夕方のお薬を配っている時に、


箸をとめてジットしている女性の入居者がいました。



渕辺

どうして、召し上がらないんですか?」


入居者様

このコロッケがあんまり美味しいから、

 半分は私の子供に食べさせてあげたいの。」



その言葉を聞いて・・・


涙が出そうになりました。



入居者の方は、80代後半の女性です。


コロッケは、普通の大きさのコロッケの3分の2位の大きさです。



自分はいいから・・・

美味しいので子供に食べさせてあげたいと思う母親の思いがありました。



渕辺

お子さんの分は別に準備しますから、これ食べてくださいね。」


入居者様

そうなの?きっと喜ぶと思うわ~。

 ありがとう・・・(≡^∇^≡)」



お子さんはきっと60代~70代です。


でも、この言葉を届けてあげたい気持ちになりました




病院から特別養護老人ホームに転職した時には、


自分の気持ちの中での葛藤がありました。




医療現場で現役で働いていた時の忙しさからは外れ、


医療的な処置もなくのんびりした感じでしたが、


体を動かす事が好きな私には物足りなさを感じていました。




時間の空いた時には、ホーム内を徘徊して


寮母さんがケアをしている所に行ってどんな風にするのかを見ていました。




一番好きだったのは、トイレ誘導です。




病院では、寝たきりの方をトイレに誘導する事はほとんどありません。


しかし・・・施設では、時間のトイレ誘導を行うのです。



初めて見た立ちオムツ。


2人かかりでしたが、布オムツとカバーを駆使し芸術的に完璧に当てる。




しばらく・・・トイレの前で見惚れていました。。⇒感動しましたアップ




在宅だと介護スタッフの体の大きさでできないかなぁ~と思うことがありますが


その施設ではスタッフの体格は様々です。



よほど体の大きいご利用者様に関しては、男性スタッフが対応しますが、


マンパワーで働いているのは女性スタッフが多かったのを覚えています。



新卒や入社したばかりの男性スタッフは、


1年から2年、女性スタッフが中心で働くそのフロアで鍛えられます。



ベテランの寮母長は厳しく指導していました。




男性スタッフは・・・



その中で介護の基本を教えられ、


1、2年後には在宅部門等の介護員や

実力のある人,は相談員として巣立ちます。




何事にも下積みがあり、過程があるんですよね。



女性スタッフにもまれ、力仕事は男性スタッフが主力となり、


ビシバシと指導されていきます。




数年後、その山を乗り越えた男性スタッフは生活相談員になります。



何か結果を残せば、キチンと評価してくれる施設でした。


私自身は、医療の現場から介護の現場に移り、


学びえた物が多くありました。



病院では、業務に追われてしまい患者さんと話す時間は限られてます。



その中でも時間は作ることはできますが、


退院後の患者さんの生活まではあまり考える事がありませんでした。




しかし・・・


特養から在支に移動し、介護保険が始まってからケアマネージャーとして働き、


今は、訪問介護のヘルパーとして働いています。



より密着した形で、ご利用者様に接する機会が増えたのです。



介護職からケアマネージャーとしての道を目指す人からすれば、


私の岐路は真逆な方向へ走っているような気がします。



でも・・・今の仕事は好きですし、誇りをもって仕事したいと思います。




今日、訪問したお宅での出来事・・・




ショートステイからご自宅に帰り、3日目のご利用者様です。


ご家族が・・・

ショートから帰ってきて、少し元気なかったけど

今日は元気が出てきたねぇ~


親指を立てながら息子さんが話していました。


すると・・・ご利用者様が!?


ご利用者様

私、男はもういいやぁ」と一言。



はてなマークはてなマークはてなマーク・・・!?( ̄□ ̄;)



ご利用者様は、息子さんが立てた親指を見て目


グッド⇒×  グッド=男の人と勘違いしたらしいのです



90代で認知があり、ベッド上で寝たきりの方(要介護5)。


耳も遠いので勘違いされたようです。




日常の生活の中でホッとする・・・


ご家族がその一言で気持ちが和む一瞬でした。



やはり・・・



ご利用者様が教えてくれる事って貴重な経験であり、


優しさを頂く事があります。



耳をすませば、ご利用者様の声が聴こえます。



これからも耳をすましながら日々のケアをこなして生きたいと思います。



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